4月10日のブログ「岐阜県に非常事態宣言、市の新型コロナウイルス対策本部会議、せきごはん・今日は香月のお弁当」
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。
午前10時から、県新型コロナウイルス対策の市町村連絡会議のテレビ会議に市役所から参加。
↑ 右下に映っていますね
本日の午後、特措法に基づく「緊急事態宣言」とは別に、岐阜県独自の「非常事態宣言」を出すことになっており、その宣言案や具体的な対策案について、市町村向けに事前説明がありました。
内容は幅広い分野にまたがりますが、
・特定事業者に対して、開店時間の短縮、規模の縮小、休業等も含む感染防止策徹底
・幼稚園、保育園、留守家庭児童教室等の臨時休園・閉所を市町村に要請
・PCR法に加えてLAMP法等による検査を認め、行政検査に医療機関内検査を追加
・軽症者、無症状者収容施設として、市町村施設・民間ホテル等の借り上げにより200室の後方施設を設置
・実質無利子無担保の県制度融資を創設
・新型コロナ対応事業者応援補助金（仮称）の創設
以上の項目が、これまでと大きく異なっている点だと感じました。
午前11時から、県の宣言案を受けて、関市の新型コロナ対策本部会議を開催。
・これまで市民のみの利用は認めてきた屋外公共施設も5月6日まで全面休止
・県の非常事態宣言を受けて、関市としても市民・事業者の皆さん向けの依頼事項も含めたメッセージを改めて発信
・市内の保育園・幼稚園・留守家庭児童教室等は開園・開室を続けるが、自宅に保護者が在宅している家庭等に対して、登園等の自粛を要請
・国、県の生活者・事業者向けの支援制度を整理した上で、市として上乗せ・横出し・独自の支援制度を来週中に詰める
ことなどを確認。
特に、保育園・幼稚園・留守家庭児童教室等について、一斉に閉めてしまうことは、働いていらっしゃる家庭に対して現実的ではありませんし、仮にそこまで踏み切るのであれば、保育園・幼稚園云々の前に保護者の方の勤務体制がこれ以上はないくらいに限りなく柔軟でなければ、休園や休室は成り立ちません。
いわゆる3密を避けて少しでも感染の可能性を減らすため、家庭で子ども達と過ごすことができる環境である場合には、登園等を控えていただくようお願いをしますが、今日段階ではそれ以上でもそれ以下でもありません。
（以下、4月10日、午後9時50分追記）
多くの県内自治体では、保育園・幼稚園・留守家庭児童教室を、原則として臨時休園・休室するところが多いようです。
そういった場合でも、ひとり親家庭・医療従事者等は受け入れる・・・ということが前提ですが、先ほど岐阜市のホームページにある保育を継続できる保護者の具体例を見てビックリ。
逆に、受け入れない保護者を考える方が難しいくらいですね。
（追記、終わり）
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、その影響による市民の皆さんや事業者の皆さんの生活・経済活動を支援するため、こういう危機であるからこそ、市役所として、市長としてその役割を果たしたい、と常に思っています。
市役所でしか対応できないこと、お金が出せないことも多くありますので、大きな制度の枠組みを作ることを念頭に置き、タイミングを逸しないよう、スピードも意識しながら対応していかなければなりません。
ただし、感染拡大防止の観点に限って言えば、どれだけ市役所が、市長が、不要不急の外出自粛を呼びかけたり、3密を避けるよう繰り返したり、特定飲食業の営業縮小をお願いしたり、声を張り上げたところで、最後の最後は市民の皆さん一人ひとりの意識・行動にかかっています。
今日はもともとは、午前中に健康福祉部との市長協議、午後からは市長公室との市長協議の予定でしたが、午前中はコロナの対策会議のために協議を飛ばし、午後からも非常事態宣言を受けての対応を優先するため、2つの部との協議は来週に変更。
お昼は、昨日から始めた市内飲食店のお弁当を職員が食べて応援する「せきごはん」。
↑ 今日は富野小近くの「けいちゃん・からあげ香月（かげつ）」さん・・・写真の通り、大きなからあげでボリュームたっぷりでした
keityan-karaage-kagetu.jimdofree.com
ちなみに、昨日は観音前の「とんかつの太田家」さんでしたよ。
なお、緊急事態宣言を受けての、新たな市長メッセージについては、本日中に関市ホームページで発信します。
昨日の基盤整備部との協議の中で、シティバス等での感染防止の注意喚起の張り紙の原案を確認。
至極、平凡的なデザイン案と、下の写真のようなどこかで見たことがある顔のデザイン案の2つだったのですが、まぁ、楽しい方でいいんじゃない、ということで。
ちなみに、女性は某市役所の某M課長がモデルだそうです。
