「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

7月1日のブログ「地元東田原から要望書受領、ひねもす各部との市長協議、市議逮捕を受けての市議コメントに対するコメント」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

午前9時から、地元東田原役員の皆さんから要望書の受領。

ド地元ですので、要望箇所の状況は承知しています。

 

その後、打ち合わせなど。

 

午前9時45分から、各部との市長協議を今日からスタート。

午前中は、市長公室の危機管理課・秘書課。(企画広報課は明日以降に再調整)

 

午後からは、財務部の財政課・行政情報課&監査委員会事務局・管財課・税務課&収納推進室・契約検査課、協働推進部の生涯学習課・市民協働課。

 

途中、休憩をはさみながら午後6時前まで。

 

新型コロナのために、今年度の各課の事業は大きく影響を受けていますので、その現状と今後の対応、懸案となっている事業の方向性、今後、取り組む課題などなど、それぞれ協議。

 

明日以降も各部との協議が続きますが、毎回のことながらこの市長協議に臨むと、改めてわが国における基礎自治体の守備範囲の広さを痛感します。

 

市役所全体の大きな方向性をいつも意識するようにしていますが、何度も書いている通り、私自身は実務はまったく分かっていませんので、すべてそれぞれの担当課の職員の皆さんにかかっています。

 

本日7月1日から、関市公共施設の利用再開基準が緩和されています。

図書館サービスも、一部は制限が続きますが、開館時間の延長や、閲覧席の利用制限が緩和されました。

 

f:id:ozeken:20200701213342j:plain

 

今朝の新聞を読んでビックリ・・・議会のことなので、自分の考えを書くのは控えるつもりでしたが、あまりにも驚いたので。

市議逮捕に関する記事の中で、ある市議のコメントが紹介されていました。

 

捜査の行方を見守るなどという悠長な話ではない。市議会全体に厳しい市民の目が向けられていると意識し、応えていくべき」

 

 言うまでもありませんが、逮捕イコール有罪ではありませんし、現時点ではあくまでも被疑者です。

逮捕された市議は容疑を否認している、という記事もあり、また、警察は市議の認否を明らかにしていない、という報道もあります。

もちろん、警察は捜査を積み重ねて逮捕にいたっており、その事実は極めて重いものがあります。

ただし、起訴もされていない段階、いわんや、逮捕された本人が否認もしくは認否が明らかにされていない段階で、「捜査の行方を見守るなどという悠長な話ではない」という発言をされるのは、理解に苦しみます。

確かにテレビや新聞でも大きく報道をされ、市民の皆さんからも厳しい声が寄せられているのは事実ですが、それに引っ張られたかたちでの発言や判断をすることは慎むべきです。

先日、事後強盗で逮捕・起訴された市役所職員に懲戒免職処分を下しましたが、起訴された後、起訴事実に間違いがないか、弁護士を通して確認を求め、こちらが準備した書面に署名をしてもらった上で、懲罰委員会を開いて処分を決定しています。

逮捕された直後、複数の市民の方から「すぐに懲戒免職にしろ」、「直ちに辞めさせろ」という電話やメールを何本もいただきましたが、上に書いた通り、起訴もされていない段階で、また、本人が逮捕・起訴された容疑を認めてもいない段階で、身分に関わる極めて重い判断は下すことは慎重であるべきです。

 

また、昨日のテレビや新聞の報道を読んだり、観たりした中で、やはりいくつかビックリしたことがあったのですが、詳しくは書きません。

ただし、虫唾が走り、嘔吐を催すような、品性の下劣さを感じた報道があった、という事実だけ、自分自身の備忘のため感想を残しておきます。