「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

10月5日のブログ「図書館の一部改修、スタンド式のアイロン台、佐藤一斎の書は王陽明の七言絶句」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。

 

午前10時半から、大垣共立銀行の方と面談。

主に自治体の指定金融機関について。

 

午前10時50分から、寄付の受領。

寄付者たっての希望で、公表は一切なし、というお約束。

貴重なご寄付、ありがとうございました。

 

その後、いくつかの協議。

 

ひとつは、図書館の一部改修と多目的施設の建設について。

図書館の利用者のひとりとしても、楽しみな事業です。

 

今日の私からのお願いとしては、閲覧席数をしっかり確保すること、本を探すときに分かりやすくなるようサインを見直すこと、の2点です。

 

午後、各務原市内の施設に立ち寄ってから、市役所に入って打ち合わせや決裁など。

 

午後6時半、地元の方がお亡くなりになられたので、お通夜前に弔問。

 

先日、スタンド式のアイロン台の購入を検討中・・・と書きましたが、我慢できずに買いました。

 

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↑ 今までは洗濯機の上にアイロン板を置いてアイロンがけ

 

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↑ アイロンは立ってかけた方が早く楽にできるはず・・・です

 

先日もブログで紹介しましたが、市長室に佐藤一斎の書をかけてあります。

 

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↑ 10年前、市長選当選のお祝いとしていただいたもの

 

道聽塗傳影響前,可憐絕學遂多年。
正須閉口林間坐,莫道青山不解言。

 

七言絶句なのですが、佐藤一斎の自作なのか、誰かの漢詩なのか、分かっていませんでした。

 

先日、松下政経塾の地方創成セミナーで、佐藤一斎の「言志四録」に触れたこともあり、改めてネットで調べてみたところ・・・

 

陽明学を興した王陽明漢詩であることが判明。

 

そこで岐阜県図書館にレファレンスを依頼し、日本語訳を教えていただきました。

 

王陽明全集 第6巻』王陽明/著、明徳出版社、1982.11

「道聴途伝影響の前 憐れむべし絶学つひに多年なるを
 正に須く口を閉ざして林間に坐すべし 
 道(い)ふ莫れ青山 言を解せずと」

 訳:世の中には道聴途説の学者が多く、真の学問は廃れてしまった。
   林間に黙坐して自然の無声の語を聞くがよい。

 

岐阜県図書館のレファレンスを何度か利用していますが、いつも的確な回答を迅速にいただけます・・・さすが、です。