2月9日のブログ「㈱キャリーオンが肥田瀬に放課後デイサービス開所予定、新年度予算案の発表『持続可能な「ちょうどいいまち」関市』~コロナを越えて、未来につなぐ~」
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
市役所に入って、打ち合わせや決裁など。
午前11時から、今年4月1日から肥田瀬にて放課後デイサービス事業を始められる、株式会社キャリーオンの前田悠太郎・社長、管理者の三島隆星さん、仲介の田中康久・郡上市議と面談。
旧国道248号沿いに、以前、「来夢」というお店があり、ずっと空き店舗だったのですが、ここ最近、車で前を通ると内装を改装中だったので、(どこかのお店が入るのかな)と気になっていました。
今日、お話を伺ったら、そこで「放課後デイサービスきゃりーおん」を開所されるそうです。
関市に進出いただけるのは、子ども達にとっても、家族にとってもありがたいことです。
午後1時半前、集団接種会場のわかくさ総合体育館へ。
先週5日(土)は初日ということで570人と通常より数を絞りましたが、今日は840人に増やしています。
先日の反省を活かして、導線や誘導については改善されていました。
あとは、慣れていくことでもっとスピードも速く、スムーズに行くはずです。
ちなみに、明日以降は接種を加速させるため、900人とさらに数を増やします。
午後2時から、毎月定例の記者会見。
今日のメインは、新年度予算案の発表。これから数日にかけて、その概要をお知らせします。
↑ 予算案資料の表紙は昨年3月にオープンした「せきてらす」
新年度予算案の規模は、一般会計400億3,700万円で過去最大、全会計でも676億2,510万円でやはり過去最大となります。
新年度予算案のキャッチフレーズは、
「持続可能な「ちょうどいいまち」関市」
~コロナを越えて、未来につなぐ~
重点分野としては、
1.地域経済の活性化
2.防災・減災対策の強化
3.ICTを活用したまちづくりの推進
の3本柱に加えて、
ゼロカーボン社会の実現
を掲げて予算案を編成しました。
個別分野の重点事業については、明日以降、随時紹介していくとして、今日はマクロの財政数値を。
上の2つのグラフは、左が積立基金の年度末残高、右が市債の年度末残高の推移です。
左が貯金の増減、右が借金の増減と考えてもらって結構です。
各年度の増減はそれぞれですが、大きな傾向としては、貯金を段々と増やし、借金を徐々に減らしています。
ちなみに、左のグラフ・一番上の青の折れ線は財政調整基金・・・平成30年度が大きく下がっているのは、平成30年7月豪雨災害を受け、基金を崩して災害復旧・復興に充てたからです。
このグラフは先のストック(残高)とは違い、年度ごとのフロー(借金と返済)の推移です。
左が毎年度の借金の推移ですが、ここ数年にわたって増えている理由のひとつは、合併特例債の発行期限が令和6年度までとなっており、有利な起債である合併特例債を活用しているからです。
ちなみに、合併特例債は令和6年度までが発行期限ですが、新年度予算案でほぼ発行可能額はなくなり、令和5年度予算案で完全に使い切ることになります。
今後を考えると、合併特例債が発行できなくなってからの財政運営・予算編成こそ、優先順位付けと工夫が求められることとなります。
右は毎年度の借金返済額の推移ですが、ストックが減っているため傾向としてはフローも減りますが、上に書いた通りここ数年の合併特例債の発行により、返済額も少し膨らんでいるのが分かります。
市民の皆さんには、あまり目のつかない数値だと思いますが、ある面、現在の関市の姿を表しているのでまず紹介しました。
ちなみに今日の会見は2時間近くかかり午後4時前まで・・・今までの記者会見で最長だったと思います。
・・・その原因は、私の喋りすぎ、です(苦笑)。