「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

2月13日のブログ「週末の12キロのジョグ、全国木の造形作品コンクール表彰式、新年度予算案の重点分野「ゼロカーボン社会の実現」」

今朝も週末のユックリとした12キロのジョグ。

珍しく高3娘が気分転換のため、自転車で付いてきましたよ。

受験生ではありますが、この3年間、娘の成績表や模試結果は一度も見たことありません。

 

相談されれば私の経験や考え方は伝えますが、最後は「自分の人生は自分で決める」という一言に尽きます。

以前、岐阜新聞「素描」で書いた通りです。

 

岐阜新聞 素描 第3回 『わしゃ知らん』 2013年1月23日掲載

 

関高校入学初日は遅刻した。教室に入ると、「初日から遅刻するとは大した度胸やないか」と言われたが、褒められたわけでないことはさすがに分かった。

担任の高橋義明先生から、出席簿で頭をたたかれての高校生活スタートだった。(高橋先生が3年間通して担任だった)

「どう生きるか」という問いは、相変わらず自分の頭にあった。また、結論を出すべき時期でもあった。

とにかく自分が生まれ育った、愛する関市のために働きたい、という理屈抜きの想いが根底に強く流れていた。

将来を思い描いたとき、会社で働く姿が想像できず、心が動かなかった。一方、「世のため、人のために尽くす」と考えたとき、人生意気に感じ、心が震えて燃えてきた。

また、当時、政治とお金をめぐる事件がいくつか起こり、お金により政治の公平性が歪められることに激しい憤りを感じた。政治に関心を持ったきっかけだった。

これらの想いがつながって「いつか関市の市長になって故郷のために尽くす」ということが、自分の「素志」となった。

大阪出身の高橋先生は、関西弁でよくこういう話をクラスでしていた。

  「お前らの人生なんやから、お前らがどうなろうと、わしゃ知らん」

当時、「担任なのに、ここまで突き放すのか」と唖然としたものだ。

しかし、人に決めてもらった人生は、少し辛いことがあれば、おそらく言い訳や逃げばかりになるだろう。自分自身で選んだ道だからこそ、初めて覚悟と責任を持つことができる。

「わしゃ知らん」は、自立心を教えてくれた。

 

午後2時から、文化会館小ホールにて、「全国子ども木の造形作品コンクール」の表彰式。

本来であれば昨年度に開催予定でしたが、コロナのために今年度に延期・・・今年度もやはりコロナ対応のため、共同作品の募集は行わず、個人作品のみのコンクールとなりました。

 

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↑ 受賞された皆さん、おめでとうございました

 

ワクチン集団接種は、今日の午後からさらに人数を増やしての接種。

今日も現場スタッフの皆さんが上手く対応してもらっていたので、全体の流れはやはりスムーズでした。ありがとうございます。

 

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新年度予算案の3本柱に加えて、新しく取り組む柱は「ゼロカーボン社会の実現」。

 

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新年度予算案を発表した先日2月9日付で、関市「ゼロカーボンシティ」宣言を行いました。

平成30年7月豪雨災害の被災地として、また、それ以降も毎年のように避難指示を発令せざるをえない豪雨に見舞われている関市として、気候変動は他人事ではありません。

 

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非常に大きなテーマですから、LGBTへの理解の取り組みに段階を踏んだように、まずは市民の皆さんとの共通認識の醸成からのスタートを意識しています。

 

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関市のとして、市民・事業者・市役所のそれぞれの取り組みを啓発・支援・実行していくつもりですが、事業者支援として「ものづくり脱炭素経営促進」事業として、温室効果ガス排出量削減につながる設備更新の費用の一部(3分の1・上限100万円)を新たに助成します。

 

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関市の面積の81%が森林ですが、この森林資源を活用した木質バイオマス燃料への利用転換を支援するため、新たに「森のエネルギー利用促進」事業をスタートします。

 

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