「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

8月20日のブログ「週末の10キロのジョグ、佐川美術館にて平山郁夫展、薬師寺・食堂にて東海理研㈱「唐代から未来への響」」

今朝は週末のユックリとした10キロのジョグ。

とは言え、まだ恐る恐るなので、少しでも右足踵や膝に違和感を覚えたら歩きながら。

 

午前9時に自宅を出て、まず滋賀県守山市佐川美術館へ。

先日、名都美術館平山郁夫さんの「月明の砂漠」・「永平寺の森」がどちらも素晴らしかったので、勝手なマイブーム。

 


↑ 「月明の砂漠」のアートポスターは自宅に飾っていますし、「永平寺の森」のポストカードは市長室の机上に

 


↑ 美術館の建物自体、落ち着いた素敵な空間でした

 


↑ 館内の作品は撮影禁止ですが、この空間は撮影オーケーでした

 

平山郁夫 異文化とのふれあい」展が目当てでしたが、大作からスケッチまで数多くの作品を観ることができ贅沢な時間でした。

独特の青は「平山ブルー」というそうですが、「月明の砂漠」に心惹かれたように、青い作品に吸い寄せられます。

 

イスラエル博物館蔵 ピカソ ーひらめきの原点」展は、以前はパナソニック留美術館で開催していたもの。

東京出張の際に行こうか迷ったことがあったので、ここで観られてラッキーでした。

・・・が、ピカソの画風の変遷は感じたものの、作品自体は小品がほとんどだったので、素人からするとイマイチでした。

 

今日は1時間弱の滞在でしたが、改めてゆっくりと鑑賞したい、と思いました。

 

お昼は守山市内の「麺屋 白頭鷲」へ。

いつも昼にはラーメン・蕎麦・パスタなど、麺類を選ぶことが多いです。

以前と比べると、ラーメンを選ぶ頻度は減っているのですが、たまに無性に食べたくなりますね。

 


↑ 今日は味玉つけ麺を選択・・・濃厚なスープで美味しかったです

 

ラーメンも美味しかったのですが、スタッフの方の接遇が好印象でした。

 

その後、奈良へ移動・・・少し早く到着したので唐招提寺へ。

一度、鑑真和上座像(国宝)を拝観したい、と昔から思いつつ、特別公開日でなければ拝めません。

 


↑ 金堂(国宝)


↑ 鼓楼(国宝)と礼堂(国重要文化財


↑ 講堂(国宝)

 

堂内の仏像は撮影禁止でしたが、金堂・講堂の中は国宝・国重要文化財となっている仏像だらけ・・・圧巻です。

 

次に、今日の目的地である薬師寺へ。

今日は関市武芸川の「東海理研株式会社」の佐藤明広・社長からお声がけをいただき、薬師寺・食堂(じきどう)の堂内で開催された「唐代から未来への響」というイベントに出席。

 


↑ 食堂は2017年に再建されました

 

第一部では、薬師寺の大谷徹奨・執事長の法話でしたが、私は第二部の張濱・張ヒナさんの二胡コンサートから参加。

ちなみに、大谷徹奨さんの法話は、東海理研株式会社50周年記念の集いで拝聴しています。

 

張濱さんとは、2015年に富加町で開催されたコンサート前に、市役所でお会いしていますし、今年4月の名古屋でのコンサートにもお邪魔してます。

 

今日は張ヒナさんとの親子共演だったのですが、今日の演奏の中では喜多郎の「シルクロードのテーマ」が、薬師寺・食堂の壁画と相俟って心に響きました。

 

コンサートの後、薬師寺・食堂の「阿弥陀三尊浄土図」、4面全長50mにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」を描かれた文化功労者の田渕俊夫・画伯からのご挨拶。

 

堂内は残念ながら写真撮影禁止でしたが、仏教伝来の道を辿る、遣唐使船・瀬戸内海・難波・飛鳥川大和三山藤原京平城京が、淡い色彩で美しく描かれた大作でした。

 

歴史に想いを馳せながら、二胡や絵画を堪能できる「非日常」的な空間・時間でした。

 


↑ 東塔(国宝)と金堂

 

中学・高校の日本史や美術の教科書・資料集に掲載されていた寺社・仏像・絵画を観ると、ミーハーなワタクシはそれだけで喜んでしまいます。

 

「凍れる音楽」と評される薬師寺・東塔もまさにそのひとつ。

 

その後、関係者の皆さんの打ち上げにも声をかけていただき、私も参加させてもらいました。

これまた得難い機会でした。

 

午後9時にお店を出て、関市に戻る前に大和西大寺駅へ。

安倍晋三・元総理が凶弾に倒れた現場にて合掌。

 

主義主張を別にして、わが国の指導者として長年にわたり国政・国際政治の最前線に立たれたことに対して、心から敬意の念を表します。

 

現場を後にして関市へ・・・午後11時過ぎに自宅着。