8月26日のブログ「茨城県日立市のウミウ捕獲場の視察、天心記念五浦美術館、大津漁協直営食堂」
今朝は午前6時すぎに起床して、6時半前から茨城県日立市をユックリとした5キロのジョグ。
↑ 日立駅前のホテルに宿泊したのですが、駅の反対側はすぐ海・・・近くてビックリしました
↑ 写真中央に津波避難用の階段が設置されています
東日本大震災は福島・岩手・宮城等が被災地という印象が強かったのですが、日立市にも4メートルの津波が押し寄せ、家屋被害が1万8千強(うち全壊436棟)に及び、上下水道等のライフラインも大きな打撃を受けたそうです。
ホテルに戻って朝食をとってから、午前8時15分にホテル前にてI観光課長と職員のHさんと待ち合わせ。
課長らが借りてくれたレンタカーにて、ウミウ捕獲場へ。
午前8時45分くらいに到着して、ご多用の折、視察対応をいただく日立市役所の小山修・産業経済部長等と合流。
↑ 春と秋の捕獲シーズン外に捕獲場が一般公開されています・・・この長いトンネルを通った先が捕獲場
20年ほど前に捕獲場の崖の一部が崩落してしまったため、その工事用に作ったトンネルをそのまま活用しているそうです。
↑ ウミウ捕獲者は3名・・・ご説明をいただいているのは根本さん
上の写真のように鵜から姿を隠す鳥屋は思ったより長いのですが、その代わり、高さは思った以上に低く、身をかがめなければなりません。
↑ 鳥屋から一歩出ると、そこは断崖絶壁ですが、そこから根本さんに写真を撮っていただきました・・・この穴は一般見学者の見学用です
↑ 鳥屋の外には、鵜がとまって休むための石が置いてあります
おとりの鵜を何羽か繋いでおくと、飛んでいる鵜が仲間がいると思って休むそうです。
↑ その鵜をこの小さな穴から覗きながら・・・
↑ 一番手前にある「カギ棒」で足を引っかけて、鳥屋に引き込み捕獲します
↑ 「カギ棒」を試し中・・・引っかけているのはI観光課長の足です(笑)
「百聞は一見に如かず」ではありませんが、実際に捕獲する現場に足を運んで、ウミウを捕獲している方のお話を伺うと、知識としては知っていたことが肚に落ちますね。
とにかく日立市、日立市観光物産協会、ウミウ捕獲者の皆さんの大変なご努力によって、関市をはじめ全国の鵜飼が支えられていることがよく分かりました。
↑ お世話になった皆さんと記念撮影
後ろにある建物は、国民宿舎「鵜の岬」。
茨城県所有で、国民宿舎としては33年連続(!)で稼働率トップを誇るそうです・・・スゴイですね。
鈴木省次・支配人に8階展望風呂フロアからのオーシャンビューもご案内いただきました。
↑ 今日は残念ながら曇天でしたが、これが快晴ならばたまらなく美しい景色でしょうね
視察にご対応をいただきまして、誠にありがとうございました。
申し訳ないことに、日立市から観覧招待券をいただいてしまいました。ありがとうございます。
↑ 想像以上に立派な美術館で驚きました
↑ 館内にある岡倉天心記念室
企画展では、「並河靖之の雅な技 世界を魅了した明治の京都七宝」でしたが、こちらも超絶技巧の七宝がいくつも並んでいました。
その後、大津港にある大津漁協直営食堂へ。
↑ 人気の「今日のランチ」がまだ残っているということで、そちらを注文
ヒラメのフライ、マグロ・タイ・カンパチの刺身、あんこう揚げなど、ボリュームたっぷり・・・これで1,100円とお得。
ヒラメのフライは初めてでしたが、身も柔らかくて美味しいです。刺身はどれも新鮮そのもの・・・さすが漁協直営ですね。
食事の後、最寄りの大津港駅で降ろしてもらい、I課長とHさんとお別れ。
この後・・・と続くのですが、長くなったので続きは明日以降に書きます。