「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

10月19日のブログ「放浪美術館・ハーモ美術館、長野県諏訪市にて中部地方治水大会」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

朝夕に冷え込むようになりました・・・今秋初めてグローブを着けてのジョグ。

 

洗濯機をまわし、洗濯物を干し、午前8時半に自宅発。

 

今日は「中部地方治水大会」が長野県諏訪市で開催されるため、高速道路で移動。

昨日に視察したばかりの、東海環状自動車道東廻りの4車線化の工事現場の横を通ったので、工事に携わっている皆さんの安全を祈りつつ。

 

午前11時前に茅野市にある放浪美術館へ。

放浪画家・山下清の作品が展示されています。

 

小学生の頃、蘆屋雁之助さんの「裸の大将放浪記」をよく観てましたので、「野に咲く~ 花のように~ ♬」という歌が勝手に流れてきます(笑)。

 



諏訪湖の花火の貼り絵など、数多くの作品を鑑賞できました。

 

最後の展示室では、スタッフの方から具体的な作品や新聞記事やエピソード等を説明いただき、知らないことばかりで(へぇ~)という連続でした。

 

午前11時半に美術館を出て、昼食は諏訪市の「そば処 徳八」へ。

諏訪では「みそ天丼」をご当地グルメとしてPRしているそうで、地元のソウルフードと呼ばれているらしいハルピンラーメンと迷ったのですが、みそ天丼を選択。

 


↑ 天丼にみそダレがかかっています・・・味噌カツ文化で生まれ育ったので、みそ味は馴染みもあり美味しいです

 

ミニそばも付けたのですが、こちらもコシがしっかりして美味でした。

 

misotendon.jp

 

昼食後、諏訪湖畔にあるハーモ美術館へ。

 


アンリ・ルソーグランマ・モーゼスなど素朴派と呼ばれる画家の作品を主に収集されている美術館

 

アンリ・ルソーが9作品も観れるのは、日本では珍しいと思います。

 

グランマ・モーゼスカミーユ・ボンボワ、アンドレ・ボーシャンの作品も複数あり、これらの画家の作品を観たのは初めて。

 

展示作品数はそれほど多くはありませんが、間近でユックリと観ることができ、落ち着いた雰囲気で良かったです。

 


↑ 美術館2階から、美しい秋の諏訪湖を眺めることができます

 

午後1時半から、同じく諏訪湖畔の「ホテル紅や」にて、中部地方治水大会に出席。

平成30年7月豪雨の被災地として、治水・砂防等の関係の大会や要望活動には、可能な限り、私自身が出席するようにしています。

 

まずは記念講演として、「身近に迫る気候変動」と題して、竹村正弘・長野気象台長から講演。

 

 

普段、気候変動と異常気象という言葉を挨拶で口に出しますが、今日の講演で気候変動と異常気象の定義は同じではない、ということを整理できました。

 

続いて、「天竜総合学習館「かわらんべ」の活動」と題して、寺澤保義・館長から講演。

 

 

開館から20年が経過しているそうですが、地域住民の方や子ども達と一緒に防災意識の向上等に地道に取り組んでおられます。

 

15分間の休憩の後、治水大会がスタート。

 


↑ 主催者の阿部守一長野県知事からご挨拶

 

続いて、国土交通省から治水事業の概要について説明。

 


↑ 事前防災・流域治水等の取り組みについても紹介

 


↑ 意見発表として、木曽町で発生した豪雨災害について、原久仁男・町長から報告

 

木曽町では複数年にわたり被災されているのですが、被災後の復旧・復興事業を経験した身からすると、その大変さがよくよく分かります。

 

今年も含めて毎年のように全国各地で被害が発生していますが、気候変動に伴う異常気象は、これからも頻発することが想定され、これからも常に警戒することを続けなければなりません。

 

最後に大会決議を全会一致で可決。

 

来年度の「中部地方治水大会」は岐阜県で開催されます。

 

午後4時15分過ぎに治水大会は終了して、午後7時前に自宅着。

 

行きも帰りも、2時間半ほどの移動時間でした。

 

アンリ・ルソーは、先月、「楽園の謎」という評伝を読んだこともあり、上にも書いた通り、9作品を所蔵しているハーモ美術館は訪問したい、と思いました。

 

 

原田マハさんも、「楽園のカンヴァス」というアンリ・ルソーの作品が登場する詳説を書かれていますね。

こちらも面白かったですよ。