2月8日のブログ「トヨタエンタプライズ㈱と面談、関市の新年度予算案は過去最大の積極型予算、県後期高齢者医療広域連合、三甲美術館、「本関刀」がついに完成」
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
午前9時半に、新年度から文化会館の指定管理を受けていただくトヨタエンタプライズ株式会社の牧野武・社長、筧徹・専務等と面談。
新年度は文化会館45周年の節目の年ですし、Web予約システムを稼働させるつもりですので、市民の皆さんにより楽しんでいただけるようにします。
その後、打ち合わせや決裁など。
午前10時半から、毎月定例の記者会見。
新年度予算案について発表しました。
↑ 表紙は新築する富岡保育園・富岡小学校留守家庭児童教室
新年度予算案の規模は、一般会計・全会計ともに過去最大となります。
ひとつの理由は、土地開発公社解散に伴う歳入・歳出の増ですが、その特殊要因を除いてもやはり過去最大です。
第5次総合計画・後期計画の1年目となる新年度、
幅広い世代の定住を促進し、
子育てに優しく、
市民の暮らしを守る
積極型予算
となるように編成しました。
新たに始める事業、拡充する事業の中で、主なものは以下の通りです。
「幅広い世代の定住促進」 → 「住まいる*せき応援券」
「子育てに優しく」 → 「せきっこ未来応援券」&「医療費無償化を18歳まで拡大」
「暮らしを守る」 → 「暮らし応援プレミアム付商品券」
↑ バックに色付けがしてある事業が、新規もしくは拡充事業です
これから順次、予算案の概要について、ブログでも紹介していきたい、と思います。
今日は予算の大枠の話を少し。
下のグラフの左側は、積立基金(貯金)の残高の推移。
財政調整基金・公共施設等整備基金・学校施設整備基金を、これまで堅実に積み立ててきたつもりです。
新年度予算案で、富岡保育園&富岡小留守家庭児童教室の新築に、合併特例債を約3億7千万円充てますが、これで約300億円の合併特例債の発行枠は使い切ることになります。
したがって、予算編成にあたっては、起債ができない事業等には基金を取り崩して財源として充てています。
下のグラフ右側は、市債(借金)残高の推移です。
これまで歳出と歳入のバランスを睨みつつ、市債残高については徐々に減らしていくことができるよう取り組んできました。
次に、下のグラフ左側は、毎年度の市債(借金)発行額の推移です。
新年度予算案の市債発行額が、今年度までの4年間と比べて減っているのは、上に書いた通り、合併特例債の発行枠を使い切ったことが理由です。
ただし、予算案編成にあたっては、できる限り有利な起債を探して、関市としての財政負担の軽減や負担の平準化することに努めました。
下のグラフ右側は、毎年度の公債費(借金返済額)の推移です。
上に書いた通り、左側が毎年度の市債発行額(借金額)ですから、借りた額より返した額が多ければ、その分、借金残高が減っていくこととなります。
午後1時半から、岐阜市の柳津公民館にて、県後期高齢者医療広域連合の議会定例会。
すべての議案審議終了後、講演会・・・私は午後3時半からの市役所での面談のため、午後2時半に途中で抜けさせていただきました。
・・・が、私のまったくの勘違いで、面談は午後4時半から。
今さら戻るのも気後れしたので、市役所に戻る途中、三甲美術館に立ち寄り。
↑ 住宅地の中にあります
平日の午後ということもあり、来場者はわたしひとり・・・ユックリと落ち着いて絵画・彫刻等を鑑賞することができました。
↑ 入館料の中にドリンク1杯分が含まれています・・・ホットコーヒーをチョイス
午後4時半から、長谷川刃物の長谷川尚彦・社長と、第26代藤原兼房・刀匠が「本関刀」完成の報告に。
過去のブログ記事を調べてみたら、2017年5月に長谷川・社長、藤原・刀匠、デザイナーのパトリック・レイモンさんと面談しています。
寺尾区役員と面談、100歳のお祝い訪問、「チャレンジデー」山形県鶴岡市長とエール交換、デザイナーのパトリック・レイモンさんと面談など: 日刊「オゼ☆ケン通信」
その後、途中経過も聞いてはいたのですが、なかなか制作までにはハードルが高く、そこでコロナ禍に入ってしまったので、(あの話も立ち消えになったのかな・・・)思っていました。
しかし、7~8年かけて、いくつもの苦難を乗り越えて、ついに完成・・・素晴らしいですね。
↑ こちらが「本関刀」・・・知事への報告後の新聞記事では価格「2千万円」と掲載されていましたが、正しくは「2千7百万円」(!)だそうです
写真では伝わらないかもしれませんが、刀身はもちろんのこと、牛革も質感の高さが素人でも分かりますし、鞘に巻いてある14金も美しいです。
今後の展開がさらに楽しみです。