4月21日のブログ「市老人クラブ連合会の総会、水野鉄工所・マメックスの工場訪問、関建設業協会の懇親会など」
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
昨日・今日と日中の気温が高くて汗ばむ陽気ですね。
市役所に入って、打ち合わせや決裁など。
午前10時から、わかくさ多目的ホールにて、市老人クラブ連合会の総会に出席。
コロナ禍での3年間、連合会としての活動も、地域単位での活動も中止や縮小を余儀なくされてきたと思います。
今年度は、縮こまってしまっていたものを、元に戻して活動をしていただくようお願い。
午後からは、市内企業2社を訪問。
まず、午後1時半から、倉知にある株式会社水野鉄工所の工場へ。
前回は2012年8月に訪問・・・航空機関連の製造現場だったのですが、10年以上経った今でも印象に残っています。
この10年の間にも、工場2棟を増築されています。
航空機関連産業は、何といってもコロナ禍で大きな影響を受けました。水野鉄工所も例外ではなく、売上はコロナ前の60%減まで落ち込んだそうです。
ただし、現在は徐々に生産が回復基調にあり、上振れ下振れはあるにしても、航空業界全体では2024年~2025年にはコロナ前に戻る予想です。
社長はじめ経営陣の方も、また、働く社員の皆さんも、大変なご苦労をされた3年間だったと思います。
↑ 工場内は大型の機械が数多く・・・市内の工場ではトップクラスです
創業70周年をすでに迎えられていますが、沿革のパネルが掲示してありました。
↑ 平成に入ったころ、当時の水野辰博・社長が描かれた未来の鳥瞰図
↑ 30年超が経ってからの航空写真・・・まさしく「夢が現実化」されてます
続いて、同じく倉知の株式会社マメックスの工場へ。
ラーメン爆王のすぐ裏です。
創業から27年目に入っていらっしゃいますが、当初は鉄工所の多角経営の一環で始められ、現在は納豆で有名なタカノフーズのグループ会社です。
冷凍とうふを製造されていますが、売上高は年々伸びて現在は約20億円(!)。
市内工場を10年間以上ずっと訪問していますが、20億円を売り上げる工場は数少ないですね・・・ビックリしました。
恥ずかしながら今日初めて知ったのですが、関市の給食センターでもマメックスの冷凍とうふを使い、子ども達の給食メニューを提供しています。
売上の約4割は学校給食向けだそうです。
コロナ禍では、一斉休校で影響を受けた半面、約1年にわたって保存がきく冷凍とうふの長所が評価され、逆に受注が伸びたそうです・・・食品ロスも減りますね。
普段、刃物関係の工場は見慣れていますが、食品関係は珍しいこともあって、工場内の見学は「へぇー」という連続。
製造ラインでは、豆腐を作ってそこから冷却→カット→冷凍という流れなのですが、よく考えられた製造工程でした。
通常の豆腐の市場規模は約2千億円で、冷凍では約100億円・・・おそらく冷凍に限れば国内トップシェア。
市長の私も今日初めて知ったくらいですから、市民の皆さんも冷凍とうふ国内トップの会社が関市にあることは、ほとんどの方がご存じないと思います。
いやぁ、嬉しい意味でビックリしました。
市役所に戻って、打ち合わせや決裁など。
夜は午後6時半から、魚國にて関建設業協会の懇親会に出席。
常日頃から、関市もお世話になっていますし、平成30年7月豪雨災害の際は、全面的にご支援をいただきました。
ありがとうございます。