「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

7月31日のブログ「開拓移民先没者慰霊碑、日本館、サンパウロ市国際関係局長と面談、サンパウロ州立美術館、サンパウロからフランクフルトへ」

今朝は午前4時半に起床。

ホテル近くを走ろうと思っていたのですが、明るくなるまでかなり時間がかかりそうだったので、午前5時半から利用可能だったホテルのジムへ。

 


↑ 午前5時半過ぎから、1時間かけて10キロのジョグ

 

午前8時にチェックアウトをして、ブラジル岐阜県人会の長屋充良・会長と合流。

まず、イビラプエラ公園の慰霊碑へ。

 

祖国日本を遠く離れたブラジルの地で、筆舌に尽くしたい過酷な状況で働きづくめで命を終えられた先人、そしてマラリア等の風土病で亡くなられた方、さらにはブラジルに向かう途中で命を落とし、そもそもブラジルの土を踏むことさえ叶わなかった方・・・多くの先人の皆様の御霊に対し、衷心より哀悼の誠を捧げます。

 


↑ 開拓先没者慰霊碑・・・田中角栄・元総理の揮毫

 


↑ 慰霊碑に献花をしてお祈り

 


↑ 慰霊碑の地下に霊廟があり、こちらでも御焼香を上げてお参り

 

その後、公園内にある日本館へ。

敷地内には天皇皇后陛下が植樹された樹や、歴代総理大臣による樹など、日本からのブラジル移民の歴史のシンボル的な意味合いを持った建物です。

 


桂離宮を模して造られたそうです

 


↑ 池には300匹の鯉・・・エサやりもしました

 

 

次のアポイントまで少し時間があったので、向かう途中、メトロポリタン大聖堂に立ち寄り。

 


↑ 長屋・会長も大聖堂は初めてだとか・・・東京に住んでいる人が東京タワーになかなか行かないと言われていたのと同様、灯台下暗し、ですね

 

次に、サンパウロ市役所へ。

 

午前11時過ぎから、元サンパウロ市長で国際関係局のマルタ・スプリシー・局長と面談。

日本の感覚からすると、市長まで務めた方が、市長の下の局長に就任することはありえないような気がしますが、政治的な任用制度があるため、こちらではそれほど違和感がないのかもしれません。

 

サンパウロ市の国際関係局は、マルタ市長時代に新たにつくった部局で、文字通り、外国政府や自治体との窓口も担っているそうです。

 

意見交換の中では、繰り返し、サンパウロでの人種差別の課題や解決に向けた取り組みを強調されていました。

サンパウロでは120カ国に及ぶ国にルーツを持つ人が集まっている都市ですが、特に過半数を占めるアフリカンに対する差別意識に問題意識を持たれていました。

 

関市における外国籍児童・生徒に対する日本語教育等の取り組みについて、一通り、説明させてもらいました。

 


サンパウロ市議会の日系の野村・議員のお力添えで、今日の面談に至りました

 

その後、サンパウロ市内のレストランで昼食・・・長屋会長おすすめのお肉料理のお店は、今日は休業日だったので、近くの海鮮系のレストランで食事。

 

ただし、結構な勢いで肉を食べていたので、海鮮系で大成功でした。

ブラジルの料理も美味しいですね・・・カイピリーニャも飲み納め。

 

 

その後、空港に向かう途中、サンパウロ州立美術館に20分間だけ立ち寄り。

 

 

ブラジルの現代アートが中心の美術館でした。

 

午後3時前に空港に到着。

ここで議員グループの皆さんや長屋会長とお別れ。

 

チェックインをして、現地時間の午後6時過ぎのフライトにてフランクフルトに向かいます。

フランクフルトまでのフライト時間は11時間半・・・がんばります(笑)。