「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

9月30日のブログ「下有知ふれあい公園10/10オープン、百年公園と災害協定、刃物まつりは10/16&17に3年ぶりに開催、セキビズ5周年セミナー、関高家庭クラブ全国2位」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

市役所に入って、打ち合わせや決裁など。

 

午前9時半から、下有知地区の役員の皆さんから要望書の受領。

重点的な要望箇所について、地図と写真で説明をいただきました。

 

また、今日の記者会見で発表したのですが、ふれあいセンター北側に「下有知ふれあい公園」が10月10日(日)午前10時にオープンします。

 

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午前10時から、「災害時における岐阜県百年公園駐車場の開放に関する協定」の締結式。

県美濃土木事務所・百年公園指定管理者・関市の三者の協定で、百年公園の南北にある駐車場を、災害時の車中泊の避難所や広域的な救助活動の拠点として利用する、という内容。

 

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↑ 左側が美濃土木事務所の辻・所長、右側が昭和造園土木株式会社の日比・社長

 

いつも協定締結式で話すのですが、「重層的・複層的」に協定を結ぶことで災害に備えていきたい、と思います。

 

午前10時半から、毎月定例の記者会見。

本日をもって緊急事態宣言が解除されることを受け、10月16日(土)・17日(日)に「刃物まつり」を3年ぶりに開催します。

 

ただし、解除直後ということもあり、感染防止対策をとるため、例年と異なり縮小・制限しての開催となりますのでご注意ください。

 

詳細については、リニューアルした「刃物まつり」ホームページでご確認ください。

 

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seki-hamono.jp

 

午後2時から、関商工会議所の会議室にて、「セキビズ5周年記念セミナー」に出席。

 

www.seki-biz.net

 

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↑ 坂井勇平・商工会議所会頭の後に、来賓としてご挨拶

 

先日、5年間強での延相談件数が9,000件を超えました。

立ち上げ前は(中小企業が多い関市にとって、おそらく必要だろう)という思いだったのですが、売上アップ等の相談が何度でも無料のセキビズは、結果からみれば「まさしく必要とされていた」と言えます。

 

本日の記念セミナーの講師は、佰食屋(ひゃくしょくや) オーナーであり、株式会社minitts代表取締役である中村朱美さん。

 

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日経WOMANウーマンオブザイヤー2019大賞等、多くの賞を受賞されていますが、今日の講演を聴いて納得。

 

ネットで少し検索するだけでも、数多くのインタビュー記事等がヒットしますので、講演内容はあえてここで繰り返しません。

 

理想を持ち、仮説を立てて、行動に移し、結果を出し、危機時には撤退し、再び反撃する、加えて新しいビジネスを立ち上げる・・・やはりすべて身をもって実践されていることが、一番の説得力です。

 

ちなみに、広報せき10月号の巻頭特集はセキビズですよ。

 

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→ 広報せき10月号

 

セミナー終了後、本町まちかどギャラリーの「こんの会」の絵画展を鑑賞。

昨年来、ギャラリーも閉まっていることが多くなっていましたが、緊急事態宣言解除を受け、市民の皆さんの発表の場として、また、鑑賞を楽しむ場として再び利用されることを祈りつつ。

 

市役所に戻って、午後4時半から関高家庭クラブの皆さんが、「全国高等学校家庭クラブ研究発表会大会」の受賞報告に。

以前にも、米粉の利用促進に関する取り組みは聞いていたのですが、4年近くの活動が評価されて、北陸・中部ブロック代表として出場し、「産業教育振興中央会賞(2位)」、「クラブイン奨励賞(1位)」を受賞したそうです。

 

高校時代から、地域とつながりを持った活動をして、かつ、結果を出したことは素晴らしいことだと思います。

 

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↑ 最後に一緒に記念撮影

 

 

9月29日のブログ「告別式前に弔問、DXに関するオンライン意見交換会、リーダーになれてもリーダーシップはとれない」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

ナイキのズームグラビティ2の底の硬さにも慣れてきたのですが、ズームフライ3と同じ26.5㎝ながら、サイズが小さく爪先に圧迫感が。

(同じナイキだから大丈夫だろう・・・)と考えた私のミスですね。

 

革靴用に買ったシューストレッチャーで伸ばしているのですが、少し楽になりました。

 

 

市役所に入って、打ち合わせや決裁など。

 

市役所で略礼服に着替え、正午過ぎに総合斎苑わかくさ・メモワール関を告別式前に弔問。

ご焼香を上げさせていただきました。

 

午後、再び市役所に入って打ち合わせ。

 

午後2時半から、先週に引き続いて新しい事業の提案をオンラインにて。

前回よりもう少し詰めていただいた内容について、説明をいただきました。

 

切り口というか方向性は共感できるところがあるので、今後、担当課とさらに協議をしてもらうことに。

今日も直接お伝えしたのですが、成果指標をどこに設定するか、という観点と、それに投じる費用が適当か、というところが判断の分かれ目か、と思います。

 

午後4時から、県市長会のDXに関するオンライン意見交換会

 

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各市の取り組みや今後の課題について意見交換。

 

私からは、市長同士の意見交換の場に加えて、実務担当者の情報共有・意見交換の場を設けていただくよう、お願いをしました。

 

今日、リアルタイムではまったく追えてませんでしたが、自民党の新しい総裁が決定。

 

菅・総理大臣を見ていて感じるのは、やはり「トップ」であることの難しさ、です。

官房長官総務大臣としては一定の評価を受けていて、総理大臣となられてさらに力を発揮されるのでは・・・と思っていました。

しかし、コロナ禍という非常時でもあり、おそらく総理自らがこれまでの政権運営に対して一番忸怩たる思いを抱いていらっしゃるのでは、と思います。

 

岸田さんが新しい総裁、そして総理大臣に就任されるわけですが、果たしてトップとして期待に応えられるか否か・・・これからですね。

 

どこかで誰に聞いたのか、何かの本で読んだのか、忘れてしまったのですが、

 

リーダーになれても、リーダーシップはとれない

 

という言葉を、挨拶の中で紹介することがあります。

 

市長でいえば、耳障りのいいことや、やれもしないことを公約にして、選挙に勝てば「リーダー」という地位にはつけます。

 

しかし、PM理論を例にとれば、自分の信念に基づき目標を設定し達成する力(Performance function)、集団を統率する力(Maintenance function)、すなわち「リーダーシップ」をとることは簡単ではありません。

 

私は「市長」というリーダーのポジションにいることは間違いありませんが、「リーダーシップ」が取れているかどうか、いつも自らを省みなければなりません。

 

新しく総裁・総理大臣に就任する岸田さんも、リーダーになられるわけですが、今後、リーダーシップが問われることになります。

9月28日のブログ「中濃厚生病院へワクチン接種のお礼、長鉄の取締役会、ブリヂストン関工場の新旧工場長と面談、県コロナ対策本部員会議など」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

午前10時から、中濃厚生病院の赤松繁・院長と面談。

集団接種がひと段落したことを受け、武儀・上之保地域での出張型集団接種にご協力をいただいたお礼に。

 

中濃圏域の基幹病院として、コロナ患者を1年半以上にわたり受け入れていただいている中、集団接種会場に医師を派遣いただきました。

ありがとうございました。

 

ただし、お礼を申し上げながら、今後の3回目接種についてのご協力のお願いも。

 

その後、図書館に立ち寄ってから、せきてらすへ。

昨日の「市長と語る会」の中で、せきてらすの裏側が長良川鉄道の線路と接しているので、柵などが必要では・・・という意見があったので改めて現場の確認。

 

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↑ 手前にあるのは花壇ですが、この1メートルの緩衝帯があれば十分に思います

 

午後2時から、元重公民センターにて長良川鉄道の取締役会。

 

今年4月から8月までの経営状況や、今後の新しい取り組みについて報告がありました。

 

市役所に入って、打ち合わせや決裁など。

 

午後3時半から、ブリヂストン関工場の原・前工場長と石田・新工場長と面談。

 

原・前工場長は、来月10月からタイにご栄転されます。

 

ちょうど今朝の新聞で紹介されましたが、ブリヂストン関工場のワクチン職域接種に、市民枠を設けていただきました。

 

市役所から・・・と言うより、私自身の考えとして市民枠の整理について、かなり勝手なお願いを申し上げたのですが、柔軟にご対応をいただきました。

 

結果として、関市のワクチン接種が加速することになりました。ありがとうございました。

 

午後4時から、県のコロナ対策本部員会議。

 

緊急事態宣言解除後の岐阜県の対策について、決定されました。

8つの市町について飲食店への時短営業等が要請されますが、関市はその対象地域から外れます。

 

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その後、引き続き市の新型コロナ対策本部会議。

 

県の方針を受け、10月1日以降については、休館していた関鍛冶伝承館を再開するとともに、一定の利用制限をかけていました公共施設は、通常通りの開館に戻します。

 

ただし、老人福祉センターのカラオケ施設は当面休止のまま、とします。

 

また、8市町の飲食店に対する時短営業等の要請についてですが、コロナ対策実施店舗向けステッカーがあるか否か、で協力金の額や時短営業の制限が異なります。

 

今回は関市の飲食店は対象になりませんが、今後、第6波が押し寄せ、仮に時短営業の要請があった場合、このステッカーがあるなしで、同様に差が出ることになります。

 

改めて、市内の飲食店の方にはステッカー制度について周知を図っていきますが、まだ取得されていない店舗は早めの申請をお勧めします。

 

www.pref.gifu.lg.jp

 

また、3回目のワクチン接種について、わかくさプラザの総合体育館(アテナ工業アリーナ)に集団接種会場を設置する方針であることを伝えました。

 

集団接種会場の設置は年明けになりますが、期間についてはワクチン供給の量や時期がもう少し明らかにならないと決めることはできません。

 

すでに利用予約が入っていますが、設置時期が定まったときには、大変に申し訳ありませんが、ワクチン接種を最優先として利用をお断りすることになります。

 

9月27日のブログ「倉知公民センターから要望書受領、JTB岐阜支店の皆さんに御礼、接種率(1回目)80%超え、地区労と「市長と語る会」」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

午前10時から、倉知公民センター役員の方と面談。

要望書をいただき意見交換。

 

午前11時から、県と市町村長のコロナ会議・・・でしたが、急遽、変更に。

 

午後4時から、集団接種会場の運営を委託していたJTB岐阜支店の皆さんと面談。

 

9月23日に集団接種会場は閉じましたが、5月下旬から4ヵ月間、運営を担っていただきました。

初めての事業ということで、最初は戸惑いが大きかったと思いますが、中盤以降、市民の方からも「集団接種会場の対応がスムーズで良かった」という声をいただくようになりました。

 

先日も書いた通り、水・木・土曜日の午後、日曜日の午前・午後という限られた時間帯で、週に5,200回の接種ができたのは、JTBの皆さんのお蔭でもあります。

 

JTBの皆さんには申し訳なかったのですが、私から直接コールセンターやWeb予約システムについて厳しい疑問を呈したこともありましたし、現場の運営についても強く改善を求めたこともありました。


いつも書いている通り、

 

 言いにくい事を、言いにくい時に、言いにくい人に言う

 

が私の信条のひとつですのでご容赦ください。

 

大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

関市のワクチン接種率(1回目)が80%をやっと超えました。

最終的な接種率は85%を超えてくると思いますが、予約の入り状況を見ていると、今後は緩やかに上昇していく、と思います。

 

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午後4時半から、観光振興プロデューサーの柳田さんと面談。

今年度上半期の活動実績と、下半期の活動予定について説明いただきました。

「せきてらす」オープンから半年、コロナ禍の真っ最中ですから、なかなか思うようにイベントが打てない状況がほとんどでしたが、ある意味、「最低」の時期のスタートですから、今後は右肩上がりしかありません。

可能性しか、ないでしょう。

 

午後5時から、県と市町村長のコロナ会議。

緊急事態宣言は解除される見込みですので、その後の対応について、現時点での県の考え方について説明がありました。

正式には、明日午後4時からのコロナ対策本部員会議で確認される見込みです。

 

午後6時から、ワークプラザ関にて地区労の皆さんと「市長と語る会」。

 

午後7時過ぎまでの1時間超、質問に対してお答えしたり意見交換。

 

9月26日のブログ「地域の環境整備活動、第9期まちづくり市民会議の政策提案発表会、わらび座ミュージカル「北斎マンガ」」

午前6時に目覚ましを鳴らしジョグへ・・・と思ったのですが、カーテンを開けたら結構な勢いの雨。

昨日の稲刈りの影響もあったこともあり、朝は走らず。

 

午前8時から、地域の環境整備活動(溝ざらえ)。

溝もかなりの水が流れていましたが、スコップで泥上げ。

当たり前ですが、水を含むとさらに重くなります。

 

でも、なかなか会うことのない近所の皆さんと、顔を合わせて話ができる貴重な機会です。

 

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作業は1時間で終了。

 

自宅に戻ってシャワーを浴びてから、午前10時に市役所へ。

 

今年で9年目を迎える「まちづくり市民会議」の政策提案発表会。

今期は27名の皆さんに参加いただき、観光・Uターン・ダイバーシティの3チームに分かれて、1年近くの活動を経て本日を迎えました。

昨年に続いてコロナ禍での活動でしたから、なかなか実践活動ができず苦労された、と思います。

 

今日、提案をいただいた政策は、市役所の各担当部署で検討した上、採用・不採用を決めていきます。

 

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↑ 政策アドバイザーの若生幸也・富士通総研 公共政策研究センター長から講評とミニ講演

 

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↑ 私からも3グループの提案に対してお礼も兼ねて挨拶

 

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↑ 終了後、メンバーの皆さんと一緒に記念撮影

 

自宅に戻って、昼食をとりつつ、短時間で燻製づくり。

 

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↑ 先日と同じく、ミックスナッツをサクラのチップにて

 

午後2時から、文化会館大ホールにて、わらび座ミュージカル「北斎マンガ」を鑑賞。

 

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笑いもあり、涙もあり、ストーリーも歌もダンスも素晴らしいステージでした。

 

葛飾北斎のことも改めて知ることができました。

 

最後に開催・来場に対してお礼の言葉を述べられたのですが、コロナ禍で劇団関係の皆さんも大変な日々が1年半以上の長きにわたり続いている、と思います。

 

今日のように公演を開催することが、何よりの支援になると考えています。

 

www.warabi.jp

 

今、図書館で「北斎原寸美術館」という本を借りているので、夜は今日のミュージカルを思い出しながら本を眺めます。

 

自宅に戻って、雨がやんでいたのでユックリとした5キロのジョグへ。

 

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↑ ついでに朝の溝ざらえのときにお願いされた道路舗装の状況を確認

 

午後7時から、準備を進めている勉強会のオンライン会議。

 

9月25日のブログ「週末の12キロのジョグ、稲刈り、お通夜前に弔問、いとこ会」

今朝は週末のユックリとした12キロのジョグ。

 

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↑ 今日の津保川・・・水位はかなり下がってます

 

洗濯機をまわし、洗濯物を干してから、30分間だけ読書。

 

今日は稲刈りだったので、午前11時半から手伝いに。

 

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↑ 2反2畝の田んぼです

 

父がコンバインで刈った籾袋を、一輪車(!)で回収して軽トラに積み込み。

 

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荷台がいっぱいになったら、黒屋のカントリーエレベーターまで搬入。

 

結局、今日はカントリーエレベーターまで4往復・・・合計60袋でした。

 

普段ジョグをしているので多少の運動はできますが、農作業は使う筋肉も疲れ方もまったく違いますね。

 

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↑ 午後4時半に稲刈り終了

 

自宅に戻って汗を流してから、総合斎苑わかくさへ。

職員の御尊父様のお通夜前に弔問。

 

90歳を超えていらっしゃいますが、書をたしなまれ、ずっと作品展を開催されていました。

私も何度か本町まちかどギャラリーの作品展を鑑賞させてもらったことがありますが、いつも声をかけていただきました。

お世話になりました。ありがとうございました。

安らかにお眠りください。

 

午後8時から、オンラインにて母方のいとこ会。

2年前の6月、名古屋にて初のいとこ会を開催したのですが、コロナ禍のためにリアルでは断念。

 

今日は11名のいとこ中7名がZoomにて参加。

 

実は2年前のいとこ会は、公務のために冒頭の10分だけで抜けざるをえなかったので、実質的には初参加。

 

49歳にして、私が最年少ですから少し心配したのですが、楽しい2時間でした。

 

何名かのいとこが、関市にふるさと納税をしてもらっているようで嬉しい限り。(2年前、関市からのお土産と一緒に、ふるさと納税のパンフも渡してます(笑))

 

コロナ禍でなければ、そもそも(オンラインでいとこ会をやろう)という話は出なかった、と思います。

 

マイナスばかりではないですね。

9月24日のブログ「実施計画の査定が終了、ワクチン3回目の接種に向けて、佐藤一斎「言志四録」」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

市役所に入って、打ち合わせや決裁など。

 

午前10時から、先週から続いている実施計画の査定を午後4時半まで。

 

一昨日、一通りは終えたのですが、今日は改めて最初から駆け足で全ページを振り返り、指摘事項などを確認。

 

事業については、優先順位を付けて前倒しをしたり、複数年度で平準化を図るため後ろに遅らせたり。

 

実施計画の査定時点で、そもそもカットする事業もあれば、予算案の査定までにさらに詰めてもらう事業もあり。

 

市町村合併時の「アメ」のひとつである合併特例債は、来年度予算案でほぼほぼ発行可能枠を使い切ることになります。

 

合併特例債を充てることで、関市としては有利な条件で事業が実施できましたが、これが使えなくなると、今までよりシビアに事業を取捨選択せざるをえないでしょう。

 

起債ができなければ、真水の一般財源を注ぎ込むことになりますので、起債事業のような勢いではやれません。

 

過疎地域については過疎債を充てることになりますが、発行できる額に上限がありますし、対象地域も限定されるので、合併特例債のようには使えません。

 

もちろん、こういう状況に陥ることは市長就任前から分かっていることなので、この10年間、合併特例債が使えなくなるとき、そして、地方交付税の算定替特例が終了することを見据え、貯金にあたる財政調整基金や公共施設等整備基金を積み増してきました。

 

 

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歳入と歳出のバランスを見ながら、来年度予算案を作り上げていくつもりです。

 

今日で実施計画の査定は終了。

 

午後4時半過ぎから、ワクチン接種の打ち合わせ。

 

昨日も書いた通り、4ヵ月間に及ぶ集団接種会場の運営が終わりひと段落・・・「メデタシ、メデタシ」だと良いのですが、今日のメインは国が方針を示した3回目の接種について。

 

私自身、(やっと終わりが見えてきたのに、まだこれからもワクチンが続くのか・・・)というのが正直な気持ち。

 

ただし、どうせやるからには、気持ちを奮い立たせて、キッチリやるしかありません。

 

今日の会議で方針として伝えたのは、「短期間に集中してやり切る」ということ。この方針に立てば、やはり集団接種会場は設置する、ということになります。

 

担当課には、今から大枠の準備を進めてもらうよう依頼。

 

私自身、今は意識してギアを落としていますが、年内にもう一度トップギアに入れるときが来ると思います、おそらく。

 

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↑ 午後6時過ぎ、市役所駐車場から・・・今日の夕焼けは美しかったですね

 

昨日の松下政経塾主催の「地方創成ラウンドテーブル」。

 

私の直前の発表が田辺信宏・静岡市長だったのですが、発表の中で佐藤一斎「言志四録」の紹介がありました。

それを受けて、金子一也・塾頭から、「尾関市長の市長室にも佐藤一斎の直筆の書があります」と紹介いただきました。

 

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↑ 右のカレンダーは恵那市の可知・前市長からいただいたもの・・・左に少し写っているのが佐藤一斎の書です

 

何度も書いていますが、松下政経塾時代に伝記作家の小島直記・先生を招いて、月1回ペースで講話を聴く塾生有志の勉強会がありました。

 

講話の中で、

 

 「人生で何度も読み返すことができる本を持つとよい」

 

というお話があったので、質疑応答の時間に、

 

 「先生のお薦めの本はなんですか?」

 

と尋ねたところ、

 

 「佐藤一斎の「言志四録」が良い」

 

と教えていただきました。

 

それ以来、四半世紀になりますが、佐藤一斎の「言志四録」を何度か読み返しています。

 

ただし、何年も手に取らなかったこともありますし、読むにしても1日数ページです。

 

私は活字中毒を自覚していて、速読まがいの飛ばし読みや斜め読みもときにしますが、「言志四録」はいつもの読み方とはまったく異なり、ジックリと読む「遅読」の最たるものです。

 

政経塾時代、政党職員時代、市議会議員時代そして市長になってから、同じ文章でもそのときどきで感じ方が異なります。

 

これからも、ユックリと何度も読んでいくつもりです。