12月31日のブログ「走り納めの12キロのジョグ、印象に残った今年の5冊、今年は2,700キロのジョグ、2021年を振り返って」
今朝も休日のユックリとした12キロのジョグ・・・走り納めです。
思った以上の雪でしたが、走っている途中でほぼ止みました。
↑ 自宅2階ベランダから
昨日に続き、読みかけの本を読み進め。
「毛沢東の大飢饉」と「社会問題とは何か」・・・読み終えるには、まだ数日かかりそうです。
今年1年で読了した本は232冊。冊数は追い求めないようにしているので、例年通りのペースだと思います。
印象に残っている5冊を選ぶと以下の通り。
塩野七生さんの本は、「十字軍物語」・「ローマ亡き後の地中海世界」も今年読みました。「ローマ人の物語」を読み返そうとしていますが、こちらはなかなか進みません。
時代も国も異なれど、さまざまな指導者のあり方は、自らを省みるよすがとなります。
脳科学は「へぇーっ」という連続、この本もそうでしたし、同じく今年読み終えたオリバー・サックスの「レナードの朝」・「妻を帽子とまちがえた男」・「火星の人類学者」もやはり同様でした。
数学ノンフィクション「フェルマーの最終定理」で知られるサイモン・シン・・・数学も宇宙も素養がまったくありませんが、人間ドラマを交えて宇宙論が語られるので、最後まで読み通すことができます。
サイモン・シンの著書はほとんど読んでます。
佐々涼子さんの本は初めて読みましたが、静謐な文章ながらページをめくる手を止めることができません。終末医療のノンフィクションですが、一読する価値は必ずあります。
「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」・「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場」も今年読みましたが、すべてがおすすめ。
普通、本屋でも図書館でもこの表紙を見たら、まず買ったり、読んだりすることはありません・・・が、HONZのおすすめだったので。
いやぁ、何だかものすごいバイタリティでした。
ジョグの方は、今年も継続して走り続けることができました。
今年は2,700キロ強のジョグ。
来年もユックリと走りたい、と思います。
先日、2021年の「関市10大ニュース」を発表しましたが、広報せき新年号にも2021年の市政の歩みが掲載されています。
3月の「せきてらす」オープンなど、市長就任以来取り組んだきた事業がようやくひとつの節目を迎えることができたことは嬉しい限りです。
ただし、今年を振り返ると、やはりコロナ対応に追われた1年間であった、と思います。
昨年以来、第12弾に及ぶ対策を打ってきましたが、特に弱い立場にある市民の方へ少しでも支援の手が届くよう、意識して政策を決定してきたつもりです。
ワクチン接種についても、ある意味、災害対応と同じような意識で臨みました。
昨年のコロナ対応でも、特に序盤の対応については、職員には申し訳なかったですが、ほぼトップダウンで政策決定をしました。
昨年の途中から通常モードに戻したのですが、今年のワクチン接種は、途中から再びギアをトップに入れて対応してきました。
これまた職員や委託業者の皆さんに負担をかけたと思いますが、ともすると「予定調和」に陥りがちな対応を、私としては市民の皆さんの代表であるという基本的な立ち位置ですべての判断をしてきたつもりです。
来年もどういう状況になるか、予断を許しません。
平時のマネジメントでは、私自身はあまり各部各課の細部に入り過ぎないようにしています。
市役所には優秀な部長・課長がいるわけで、司司(つかさつかさ)でマネジメントをするべきだから、です。
ただし、上にも書いた通り災害対応のような状況になるのであれば、昨年・今年と同様に、批判を恐れず第一線に立って陣頭指揮を執る覚悟です。
今年1年もこの「日刊オゼ☆ケン通信」をご愛読いただき、ありがとうございました。
市議に初当選した2007年5月以降、14年間以上にわたって毎日書き続けることができています。
私自身が一番承知しているのですが、もとより浅学菲才の身であり、特別な才能の閃きがあるわけではありません。
こういう凡才が人並みのレベルまで至ろうとすれば、ただただ「修養と努力」を続けるしかありません。
上にも書いたような読書・ジョグもその一環ですし、このブログもまた然り。
来年もよろしくお願いいたします。