「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

7月29日のブログ「モジ市内の工場・福祉施設・農園等を視察、市役所にて歓迎式典、歓迎夕食会」

午前6時に起きて、ホテル近くをユックリとした5キロのジョグ。

南アフリカでは安全を重視して、ホテル内のジムを利用しましたが、今回の海外出張で初の屋外でのジョグ。

 

午前7時50分にロビーに集合して、バスに乗り込んでスタート。

関市からの訪問団は5名ですが、モジ市の皆さんが10名ほど、1日全ての行程に同行いただきました。

 

まず、SHIBATA ハイパーマーケットを訪問。

現在、30店舗を運営されていて、従業員は6千名ほどいらっしゃるそうです。

 


↑ 朝早くから対応をいただいたことに対するお礼

 

こちらで朝食をいただきながら懇談。

 


↑ 最後に一緒に記念撮影

 

続いて、モジ市が運営している「尊厳の村」へ。

60歳以上の高齢者が住む住宅が集まっているところで、こちらの家賃・光熱水費は無料で、月に3万円ほども支給されるそうです。

誰でも入れるわけでなく、申請の後、市役所で審査をして入居の可否を決定。

 


↑ 左の女性はモジ市の副市長です

 

続いて、モジ市役所にて歓迎式典。

 


↑ 大勢の職員の皆さんに出迎えていただきました


↑ まずは屋外で日本とブラジルの国歌、そして、関市民の歌(!)とモジ市の市歌の演奏

 

関市民の歌にはビックリしました。今日のこの1度だけの演奏のために、わざわざ練習をいただいんですよね。

 

 

市役所内でも、管弦四重奏で「サクラ」の演奏をしていただきました。

 


↑ 歓迎式典においても、心温まる歓迎をいただいたことに感謝を申し上げ、モジ市と関市の関係・交流がより深くなることを願っていることをお伝えしました

 


↑ 恐縮なのですが、モジ市の名誉市民権をいただきました

 

先方からこのお話をいただいた時、一度お断りをしたのですが、モジ市から再び「受けてもらいたい」という依頼があったため、頑なに固辞するのも逆に失礼か、と考えてお受けすることにしました。

 

式典終了後、市長室に移動してしばらく懇談をした後、一緒に記念撮影。

 

 

市役所を出て、お茶屋敷へ。

以前は茶葉の精製所だったところで、和風の意匠の工場が残っています。この建物や周辺地域は、ブラジルの歴史文化遺産に指定されているそうです。

 


↑ 玄関のところに使われている木はユーカリ・・・珍しいですね

 


↑ 釘などは一切使われていません

 

市街地からかなりの距離を車で走って到着したのですが、今でさえこれだけ時間がかかるのですから、100年前に開墾をしてお茶作りを始めた日系の皆さんのご苦労は想像を絶するものだったと思います。

 

次に、野菜・果樹等を栽培されている中原園へ。

こちらで昼食と施設見学。

 


↑ イチゴハウスを見せてもらいました・・・無農薬で栽培されているそうです

 

視察の最後は、OISHII 調味料工場の見学。

お二人の方に対応いただきましたが、お一人はなんと30年前に関市に7年間お住まいだったとか・・・ご縁ですね。

 

調味料等も製造されていますが、今日、訪問した工場ではタピオカ粉を作られています。

 


↑ 工場見学の後、タピオカの試食

 

タピオカというと、日本ではタピオカミルクの印象しかありませんが、ブラジル北部では主食として食べられているそうです。

タピオカ粉ですが、水などを混ぜる必要もなく、粉のままフライパンに焼いて作ります・・・工場で水分を加えてパック詰めされていますので、これが可能です。

 

中に入れる具を変えることで、辛くもでき、甘くもでき、料理の汎用性があるようです。

 

ここで一度、ホテルに戻り、30分後に再びホテルを出て、近くのデベロッパーのHELBOR社へ歩いて移動。

なんとヘリコプターにて、モジ市を上空から視察。

 

 

 

ヘリコプター、久しぶりに乗りました。

 

ヘリコプターは、CLUB MEDリゾートホテルの敷地内に降り、ホテル内のレストランにて昨晩に続いての歓迎夕食会。

 

最後の最後まで、モジ市の皆さんに行き届いた歓迎をいただきました。

 

5月に関市へお越しいただいた際、こちらも全力接待を心がけたのですが、先般の南アフリカと同様、こちらの気持ちは国が違えども、必ず相手に届くことを再確認しました。

 

モジ市の皆さん、大変にお世話になりました。

誠にありがとうございました。