「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

4月15日のブログ「健康福祉部との市長協議、初のオブザーバー参加の新型コロナ対策本部会議、第2弾の緊急対策の取りまとめ、小中学校の子ども向けメッセージ動画を配信など」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

ナイキのズームフライ3を初めて履いて走ってみましたが、厚底だけあって何だかフワフワとしていて変な感覚。

これまでのアシックスとの違いに慣れるまで少し時間がかかりそう。

 

市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。

 

午前9時半過ぎから、健康福祉部との市長協議。

予定では部内の4課すべてと協議を終える予定でしたが、福祉政策課・高齢福祉課の2課との協議で正午近くまでかかったため、市民健康課と子ども家庭課の2課については明後日17日(金)に延期。

 

午後1時半から、新型コロナウイルス感染症の対策本部会議。

今日はオブザーバーとして、武儀医師会の平岡哲也・会長、岐阜県関保健所の伊藤陽一郎・所長、中濃厚生病院の鷹津久登・院長、中濃消防組合関消防署長が出席。

まず、文字通り最前線で奮闘をいただいている医療関係者の皆さんに感謝をお伝え。

関市の取組みを簡単に説明した後、オブザーバーの皆さんからそれぞれ現状の説明や提案など。

 

武儀医師会の平岡・会長からは、今後のコロナまん延に備えて、公設のPCR外来・発熱外来の設置、軽症者・無症状者の宿泊療養施設の準備について問題提起。

 

県関保健所の伊藤・所長からは、市民や医療機関からの相談が殺到しており、中濃圏域の病床数も少ない現況の説明。

 

中濃厚生病院の鷹津・院長からは、新型コロナのまん延ピーク時の試算数値が示され、関市・美濃市で外来受診者数が370名を超える見込みであり、ここまで至れば医療崩壊につながる、との指摘。公設PCR外来については、開設時機を誤ると逆に負の連鎖となる発生する恐れもある、との見解。

 

中濃消防組合からは、感染者の搬送について、原則は保健所対応だが、消防署所有のシート等で防護してある車両を使うことなどの報告。

 

現時点では、中濃圏域の医療体制は何とか踏みとどまっていますが、このまま感染者が増え続けてしまえば、圏域全体の医療体制が危機的な状況に陥ることも想定しておかなければなりません。

県が段階別のシミュレーションはしているはずですので、県や美濃市と情報共有や連携をとりながら備えていくことを確認。

 

休憩をはさんでから、オブザーバー以外のメンバーで、引き続き対策本部会議。

新型コロナ対策の第2弾の緊急対策について、事業内容の説明と確認。

 

ひとり親家庭の支援、子育て世帯の支援、飲食店テイクアウトのスタート支援、市役所の会計年度任用職員の緊急採用。

明日16日の午前中に議長への補正予算案の説明の後、専決処分をした上で、午後に記者発表します。

第2弾の補正予算案は2億5千万円超の予定です。

 

対策本部会議の後、引き続き新型コロナ対策に関して、商工課・子ども家庭課・企画広報課・秘書課などと協議。

 

午後6時半過ぎ、NHKニュースで関市の小中学校の校長先生や先生方の児童・生徒向けのメッセージ動画を配信したことが取り上げられました。

www3.nhk.or.jp

学校休校が4月19日まで延長と決まった後、休校がさらに長引くことを念頭に、教育委員会に児童・生徒向けの動画を配信することをお願いしました。

 

まずは学校や校長先生・担任の先生とのつながりを持ってもらうため、メッセージ動画を撮影して配信することを教育委員会や校長会等で検討の上、決めていただきました。

 

当初、「4月20日からの動画配信」という検討結果の報告を受けたのですが、私から「遅くとも今週中には1回目の配信を」とムリを承知でお願いしたのが経緯です。

 

正直、スピードを重視した以上、内容については私自身それほど期待していなかったのですが、いくつかの小学校・中学校の動画を観ると、先生方がいろいろと工夫をして、子ども達に向けて心のこもったメッセージを伝えていただいていて、嬉しい意味での驚きでした。

 

来週20日(月)から、教科の学習ポイント等を紹介する動画も順次配信する予定です。

 

なお、動画については、学校ごとに異なるパスワードを児童・生徒・保護者に伝えており、そのパスワードがなければ観ることはできません。

 

また、すべての児童・生徒に家庭でのネット環境を調査したところ、約95%の家庭にはWi-Fi環境がありますが、残りの約5%の家庭にはない、という結果。

Wi-Fi環境がない児童・生徒に対しては、同じ動画をDVDにして渡すなどの対応をとっていきます。