「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

12月25日のブログ「ほらどキウイ・神山博和さんが「飛騨美濃特産名人」に、仕事納め式、市新型コロナ対策本部会議、年末の挨拶まわり、中濃厚生病院長と面談、県コロナ対策会議など」

今日は関市で4名のコロナ陽性が確認され、市内事業所での陽性確認が5名となったため、県からクラスターとして発表されました。

 

また、田原小学校のPCR検査結果ですが、明日26日(土)以降にしか結果が判明しない、ということで、休校を明日まで再延長することとなりました。

なお、27日(日)以降は冬季休校となります。

 

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。

 

午前9時40分から、「飛騨美濃特産名人」に認定されたJAめぐみの・ほらどキウイフルーツ生産部会の神山博和・会長が報告に。

昭和50年代に洞戸村の新たな特産品をつくろうとキウイ生産を始めたころは、まだキウイがあまり知られていない時代だったそうです。

40年を超える取り組みにより、今では洞戸といえばキウイが代名詞になっています。

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↑ 神山博和さん、JAめぐみのの武藤さんお二人と一緒に

 

後継者育成について、現在、武儀地域の原木シイタケ栽培の後継者育成のために補助制度を設けているのですが、地域の特産品という意味では、洞戸のキウイでも同様な支援ができるかもしれないので、農林課・洞戸事務所に検討するようお願いしました。

 

午前10時から、職員に対する辞令交付、その後、協議。

基盤整備部との部長・参事・2課長との協議でしたが、昨日のブログを読んでもらったようで、冒頭、部長から「・・・の件について”協議”をお願いしたい」と発言がありました(笑)。

資料もこちらが望んだ通りに、まず結論が上にあり、そこから理由・状況が1枚で説明され、2枚目以降に数値データが参考資料として添付。

この資料は、昨日のブログはまったく関係なく、もともと準備をしてもらっていた資料だそうです。

 

午前10時半から、仕事納め式を兼ねた課長級以上の幹部会議。

ここ数年、職員が休みを取りやすくするため、年内最後の開庁日である28日より前倒しで仕事納め式を行っています。

 

私からは、今年1年の春先からのコロナ対応を振り返りつつ、危機対応として、突発的な事態に対応しながら、初めての取り組みを手探りの中で進めてくれた、各部各課の職員の皆さんの奮闘に、心からの感謝と慰労の気持ちを伝えました。

 

小中学校の休校、児童生徒への学習動画の作成・配信、留守家庭児童教室や保育園の対応、ひとり親家庭への支援、子育て世帯への支援、生活困窮者への支援、特別定額給付金の給付、事業者への資金繰り支援、休業協力金の周知、飲食店のテイクアウト支援、食事応援券の販売、地域限定商品券(せきチケ)の販売、児童生徒への1人1タブレット端末の導入、医療機関への支援・・・などなど。

 

コロナ緊急対策を第7弾まで打ってきましたが、コロナの影響から市民の皆さんの暮らしや事業所の経済活動を守るため、とにかく職員と一緒に走り続けてきた印象です。

 

過ぎ去った1年を今、振り返れば(あの時にこうした方が良かったかな)と思うところもありますが、先行きも全体像も把握できないその時々では、関市としては精一杯の決断を重ねてきた、と思っています。

 

職員に対しては、「批判もあるかもしれないが、職員として胸を張って欲しい」と伝えました。

 

特に3月から5月にかけては、私自身、意図的にギアを替えてすべてトップダウンで方針を決めました。

従って、関市のコロナ対策の不備や不満については、帰するところ、すべて私の責任です。

 

通常はボトムアップが大切だと思っていますが、対策にスピードを出すために、市役所を挙げて対応するために、職員には有無を言わさずやってもらいました。

 

一方、6月ごろには、逆にギアを落として、通常モードに戻しました。

危機対応時のトップダウンは、長い期間に及んではいけない、と考えたので。

 

しかし、県内でも関市でも感染が収まらず、年明け以降、ワクチン接種の対応も本格化します。

感染状況を見ながらではありますが、再びギアを上げるときが来るかもしれません。

 

午前11時半から、市新型コロナ対策本部会議も兼ねて、今年最後の部長級以上の最高幹部会議。

ワクチン接種について、市としての対応等について協議。

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↑ 会議の後、毎年恒例のお弁当をとっての昼食会・・・今日は「しょうりゅう」の豪華弁当

 

最高幹部会議のメンバーで、毎年、忘年会もしくは新年会を開催していますが、今年は残念ながら見送りです。

 

午後1時に市役所を出て、年末の挨拶まわりへ。

 

中濃クリーンプラザ・中濃県事務所(農林事務所・土木事務所・教育事務所・保健所・県税事務所)・関警察署・刃物産業連合会・関商工会議所・関税務署・中濃消防組合・中日新聞岐阜新聞をグルリとまわって、今年1年のお礼をお伝えしました。

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↑ 中濃県事務所を出たら、美しい虹が空に出ていました

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↑ 刃物ミュージアム回廊整備・・・徐々に工事が進んでいます

 

午後3時前に、中濃厚生病院を訪問して、鷹津・院長、石木・事務局長と面談。

中濃厚生病院・中央病院に対する支援金のお礼のため、もともと午後4時に市役所にお越しいただくことになっていたのですが、急遽、同時刻にコロナ対策の市町村長会議が入ったため、時間を変更して逆に私が訪問するように変更してもらいました。

 

関市のみならず、可児市美濃加茂市など圏域にて感染者が増加しているため、中濃厚生病院のコロナ感染患者用の病床は満床の状態。

本日、知事から「医療危機事態宣言」が出されましたが、今後、中濃圏域で感染者が増えた場合、他圏域の医療機関に入院を依頼せざるをえない状況になっています。

 

また、ワクチン接種の手法についても意見交換・・・今後、さらなる協議が必要となります。

 

市役所に戻って、打ち合わせ。

 

午後4時から、コロナ対策の市町村長会議。

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案件としては、成人式を中止もしくは延期してもらいたい、という県からの要請でした。

県の要請を受けて、今後の対応を協議。

関市としては、現時点では成人式を開催する方向で検討をしています。

 

午後5時半過ぎに自宅に戻り、着替えて午後6時に総合斎苑わかくさへ。

監査委員をお願いしている林隆一・先生の御母堂様のお通夜前に弔問。