「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

5月10日のブログ「週末の10キロのジョグ、ベルリンフィルと読書、「母の日」で辻屋の鰻丼持ち帰り、日本人の3分の1は日本語が読めない説」

今朝は少し遅めに起きて、午前8時半過ぎから週末のユックリとした10キロのジョグ・・・今日は半分近くは歩いたかも。

最初から最後まで霧雨でした。

 

今日のベルリンフィルは、サン・サーンスとドボルジャークを選択。

サン・サーンスは交響曲第3番(オルガン付)・動物の謝肉祭、ドボルジャークは交響曲第8番・第9番(新世界より)あたりは、素人の私でも聴いたことがありますね。

 

読みかけの本を読み進め。

 同時並行で読んでいる本を、30分から1時間ごとに替えながら。

 

「カミング・プレイグ」・「検疫官」・「パンデミック新時代」・「日本列島回復論」・「カエサル」・「最前線のリーダーシップ」・「米欧回覧実記2」・「臨時軍事費特別会計」・「金子みすゞ名詩集」の9冊。

 

午後5時半に、高2娘と一緒に辻屋へ。

うなぎの名代 辻屋 - 関市のうな丼をご紹介

今日は「母の日」ということで、母への感謝と飲食店応援の意味も込めて、鰻丼弁当を持ち帰り。

店内でも3組ほどは食べていらっしゃいましたが、持ち帰り待ちのお客さんが私の前に6~7人ほど。

皆さん、考えることは同じなようで、おそらく「母の日」にあわせての関のソウルフードのご馳走ですね。

 

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↑ 家族でおいしくいただきました

 

写真左上に少し写っているのは、先月、職員のAさんからいただいた新潟の大吟醸・・・家族にも大好評です、こちらもおいしくいただいてます。

 

私自身、ブログでもいつも読書に触れている通り、子どものころから本を読むことが好きです。

昔、ある本に「文章の読解力は本を読むことでしか養われない」という趣旨のことが書かれていたことを覚えています。

 

「日本人の3分の1は日本語が読めない」という刺激的なタイトル記事を、ネット上で目にすることがありますが、これらは日本も参加した国際成人力調査(PIAAC)の「読解力」・「数的思考力」・「ITを活用した問題解決能力」等の調査結果を基にした記事が多いようです。

読み書きができない、という識字率の割合ではなく、「読解力」調査の結果が、レベル2以下(レベル5が最高)が占める割合が28%弱となるため、これが3分の1の根拠と思われます。

日本語の読み書きはできるが、日本語の文章の意味することが正確に理解・把握できない、すなわち読解力がない、という数字です。

「3分の1」と聞くと、こんなに多いのか、と驚きますが、ただし、このPIAACの調査に参加した24ヵ国・地域の中では読解力の平均点はトップです。(ちなみに、数的思考力・ITを活用した問題解決能力も平均点はトップ)

ただし、国際的にトップレベルとはいえ、3分の1の方が日本語の文章でも理解しづらい、ということは頭においておくべき、と思います。

 

市役所から、郵送なり、ホームページなりで、さまざまな数多くの文書・お知らせ等を出すわけですが、役所はともすれば、後で苦情を言われたくないがために、「これでもか」と抜けがないようにとにかく並び立てる傾向があります。

国や県との役所同士のやり取りなら、これで良いのですが、市民の皆さん向けの文書・お知らせ等は、頭を切り替えて分かりやすく示さないといけません。

よく、「中学校2年生が読んでも分かるくらいに」と職員にお願いをするのですが、これは子ども向けに書いてほしい、と言っているのではなく、内容が分かりやすい文書であることは、誰にとっても(市長の私にとっても)メリットしかないからです。

 

・・・ここまで書いてきて、さて、私の文章は理解してもらえるか、不安になってきました。