「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

7月8日のブログ「災害対策本部で対応」

今朝は午前5時半過ぎから、河川水位情報や雨雲レーダー等をチェック。

午前6時半過ぎに、危機管理課長から「新たに洪水警報が発令された」という電話を受け市役所へ。

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↑ 午前6時半過ぎ、自宅2階の自室から・・・雨だけでなく風も強かったですね


集中的な強雨により、市役所に向かう途中の道路も冠水。

 

災害対策本部室に入り、土砂災害情報などを確認。

昨晩、土砂災害の危険性が高まりつつあった、洞戸・武芸川・上之保地域には避難準備情報を発令しました。

午前8時前、これまで降り続いている雨に加えて、明け方の集中的な強雨で関地区も含めた市内全域で土砂災害の危険性が高まっていたため、市内全域に避難勧告を発令。

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通常であれば、まずは避難所に職員を向かわせ、開設の確認をしてから避難勧告や避難指示を発令するのですが、河川水位の上昇も気になったため、まずはとにかく避難勧告を発令して、自らを守る意識・行動を早めにとってもらうことを判断。

 

この間、法面崩壊や倒木による道路の通行止め、道路の冠水、マンホールからの噴出などなど、被害状況が市役所に入ってきました。

 

河川情報ホームページで河川水位の上昇スピードを確認しながら、地域事務所や現場にいる職員から送られてくる河川の動画・写真で状況把握。

 

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午前8時半過ぎには雨のピークは過ぎ、河川上流の水位の上昇も止まってきたのですが、富野地域の上大野の水位計が、かなり急激に上昇して避難判断水位を大きく超える状況となったので、上之保・武儀・富野地域(津保川およびその支流の流域自治会)に避難指示を発令。

 

その後、上流部の河川水位が下がり始め、下流も時間差で少しずつ下がってきました。

 

各地域の避難所には、約40世帯70名弱の方が避難されましたが、ピークが過ぎたこともあり、徐々に市民の皆さんも自宅に戻られました。

 

午前11時過ぎに、それぞれの被害状況・対応状況を報告してもらってから、改めて午後3時に対策本部会議を開くことに。

 

今日は、自治会からの要望・道路建設に関する総会・面談等も入っていたのですが、災害対策本部を立ち上げて対応していることもあり、申し訳なかったのですが、急遽、日程を変更してもらいました。

 

午後3時、対策本部会議を開催。

状況が落ち着いたので、避難指示・避難勧告を解除することを決定し、昨晩、土砂災害の警戒のために避難準備情報を発令した洞戸・武芸川・上之保地域以外の避難所等は閉めるように指示。(この時点で、避難者はゼロ)

 

午後6時、洞戸・武芸川・上之保地域の避難準備情報も解除して、全面的に解除。

 

数日来、大雨警報の発令が続いていることもあり、職員は危機管理課を中心に地域事務所も含めて、夜を徹しての対応を強いられています。

避難情報を発令する、ということは、すなわち、各地域に避難所・地域支部を設置することとなり、多くの職員が張り付くことになります。

 

今後も早めの避難情報の発令を心がけますが、同時に、ヤマを越えたと判断したときには、職員の負担を軽減するため、解除も今までよりは早めに決定するようにします。

 

市役所を出て、ロド☆スタを購入したガソリンスタンドへ。

今朝、かなり冠水している道路を走って市役所に入ったのですが、ロド☆スタは車高がもともと低く、どうも水が入ってしまったような感じ。

 

昼に運転したら、ノッキングをしたり、エンジンをふかすとパン!という乾いた音がしたり・・・直ると良いのですが。

 

また、最近、エアコンを付けるとキュルキュルと大きな音を立てまくるので、それも伝えてチェックしてもらうようにお願い。

 

何せ22年目の車ですから、もともとガタは来てますね。