「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

7月17日のブログ「補正予算案の査定、有限会社中村鉄工・山一工業株式会社を訪問、関商工写真部2名が全国大会出場」

今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ

 

市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。

 

午前10時から、臨時会に提出予定の補正予算案の査定。

GIGAスクールの小・中・高の児童・生徒ひとり1台タブレット端末の購入など。

 

午前10時半から、関市出身の経営者の方から寄付の受領。

強いご意向により、匿名でのご寄付です。

関市に1千万円、卒業された小学校・中学校にそれぞれ500万円・・・多額のご寄付、誠にありがとうございます。

 

再び、補正予算案の査定の続き。

 

午後1時半から、久しぶりの企業訪問。

コロナ感染が拡大する前、訪問予定だった2社にやっと訪問できました。

 

まず、広見の有限会社中村鉄工へ。

市長就任前に工場は一度拝見したこともあるのですが、おそらく10年以上ぶりの再訪問。

中村修・社長、設計担当の中村宜史さんに対応いただき、事業の概要について説明を受けました。

包丁の口金研削加工機など、職人の手業の研ぎ技術を追求・再現する機械を、自社設計の上、製作しています。

関市内の刃物工場にも何台も納入されています。

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↑ こちらがその実物機・・・製品名は「職人くん2 036」ですが、「036」は社長の名前の「修」から、だそうです(笑)

 

現在は、ハサミ用の研削加工機も試作中とのこと。地場産業である刃物産業に大きく貢献をいただいています。

 

続いて、小瀬の山一工業株式会社へ。

実は、たまたまですが、こちらも市長になる前に訪問したことがあります。

山田修慈・社長、山田康夫・専務から、会社の沿革や事業概要について説明を受けました。ちなみに、社長は旭ヶ丘中で同級生、専務は母が同級生、というご縁もあります。

新幹線をはじめ鉄道などのドア部材や建設部材の加工がメイン・・・関市で鉄道関係の仕事をしている企業は珍しいですね。

各種の加工機械を導入して、ステンレス・鉄・アルミ・銅など、さまざまな加工ができるのが強みだそうです。

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↑ こちらはファイバーレーザー加工機・・・ステンレスや鉄でも2.5センチの厚さまで加工できるそうです

また、3階建て新社屋が完成して、事務所・食堂等も新しくなったそうです。

 

2社とも、新型コロナの影響は出ている、ということでしたが、この影響がどこまで谷が深く、どこまで長引くのか、日本・世界の状況の変化を注視していなければなりません。

行政の立場から言うと、市税(個人市民税・法人市民税)に大きく影響が出るのは間違いありませんので、これから数年は、地域でお金を循環させたり、生活弱者の生活を支えたりする財政支出を意識しつつ、一方で、中期的に財政規律が保てるよう全体の歳入・歳出のバランスを取る、ということを意識しながらの財政運営を強いられる可能性が高い、と思います。

 

午後4時45分から、全国大会に出場する関商工写真部2名と面談。

全国高等学校総合文化祭の写真部門に、田中瞭那さん(3年)、佐田光稀さん(2年)が、それぞれ県1位・2位という成績で出場。

・・・が、コロナ感染防止のため、今回はオンラインでの参加、だそうです。

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↑ それぞれの作品を手に・・・どちらも素晴らしい写真でしたよ

 

毎年、関商工写真部は全国大会等で結果を出し続けています。