8月7日のブログ「笠屋区画整理事業の記念碑除幕式、県コロ対会議、市役所インターン学生と意見交換会、岐阜大学生からまちづくり事業提案、独立不羈の精神」
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
午前10時から、笠屋公園にて笠屋区画整理組合の記念碑除幕式。
挨拶では、区画整理事業は10年がかりの事業であり、役員の皆さんに対して、これまでのご尽力に敬意と感謝を申し上げました。
区画整理により、都市計画道路の東本郷・鋳物師屋線沿いにドラッグストアやクリニックが進出し、新しい住宅も立ち並んでいます。
今後、東本郷・鋳物師屋戦線は北側に繋げていくので、今後、さらに利便性も高まる地域です。
↑ とても立派な記念碑でビックリ
市役所に入ってから、打ち合わせや決裁など。
午前11時から、市役所から県コロナ対策本部会議に出席。
お盆前に新たな知事メッセージが発出されました。
関市としては、8月2日以降は感染者が発生していない状況であり、独自の市長メッセージは出しませんが、県内で外国籍住民の方の感染が拡大している現状を受け、国際交流協会等を通じて、感染防止の呼びかけを行うことを確認。
午後2時から、有限会社ナイフハウスハラの原幸治さんと面談。
残念ながら、今年の刃物まつりは中止となってしまいましたが、民間ベースで小規模ながらナイフショー開催も検討されているそうです。
コロナの感染状況を注視しながら、今後の開催を決定されるそうですが、行政に頼らず民間主導でこういう動きをされていることを頼もしく、嬉しく感じました。
午後2時20分から、西部地区役員の皆さんから要望書の受領。
西部地区は県道・河川関係の要望が多く、関市単独では対応が難しいことが多いのが特徴・・・その意味では富野地域と似ています。
本日いただいた要望に対しては、9月上旬に市政懇談会を開催をして回答をお伝えすることになります。
午後2時40分から、「音吉伝」を上梓された篠田泰之さんと面談。
8年間をかけて、音吉について調査をして、書籍としてまとめられました。
私も本を読むことは好きですが、文章を書くこと、それもブログのような気軽なものではなく、歴史的な事実関係も含めて正しく書き記すことは、後世に残る責任もあり、読書とは桁違いの手間暇と時間がかかると思います。
午後3時10分から、関市役所にてインターンをする大学生の皆さんとの意見交換会。
これまでも市役所でインターンを受け入れてきていますが、こうして意見交換会の機会を持つことは初めて。
私自身、松下政経塾時代に3ヶ月間、関市役所でインターンとして受け入れてもらった経験があるので、たとえ短期間でも現場で体験することは有意義だと思います。
事前にもらった質問から、「関市の強み、良いところ」と「これからの職員に求められること」について、私の考えを述べた後は質疑応答。
「市長をやっていて良かった、と感じること」、「市長を志した理由」、「関市に戻ってきたときに感じたこと」、「情報発信と今後のコロナ対策」、「学生に戻れたら何をしたいか」などなど。
その後、市長室を短時間ながら見学してもらいました。
午後4時から、昨日のブログでも紹介した岐阜大学との連携事業の「事業提案発表会」。
市役所1階の市民協働スペースにて、3グループからそれぞれ15分間のプレゼンをしてもらいました。
↑ 岐阜大学の髙木朗義・教授のご挨拶
今日は、整備を進めている「本町BASE」、今後、活用を検討している本町の古民家山麓、今年度中に完成予定の刃物ミュージアム回廊の3点について、学生の視点から提案をいただきました。
提案は多岐にわたるので、詳細な内容を記すことはしませんが、関市で生まれ育って小さいころから町を見ていると、当たり前、に感じてしまっていることが多く、外部から、学生の視点から提案をもらって、(なるほど)と感じたことが何点かありました。
折角の岐阜大学とのご縁、大切にしたいものです。
ちなみに、プレゼンに来てくれた大学生の服装は、それぞれ個性豊か。
逆に、インターンに来てくれた大学生の服装は、一律のフォーマル。
インターン学生は研修受入れ先への訪問ということで、服装をキッチリすることは大切なマナーですが、驚いたのはほぼ全員の学生がシャツのボタンを第一ボタンまで留めていたこと。(男性は全員ノーネクタイ)
「クールビズなんだから、第一ボタンは外せば良いんじゃないの?」
と伝えたのですが、さっきネットで「面接 クールビズ 第一ボタン」等で検索したら、
「クールビズでも第一ボタンは留めるべき」
と就活学生向けに書いてあるページがほとんど・・・これまた驚き。
正直、レギュラーカラーのシャツで、ノーネクタイなのに第一ボタンまで留めている姿を見て、ワタクシ、笑ってしまいました。
↑ とある就活学生向けの情報ページより・・・ワタクシ、これも吹き出しました(笑)
リクルートスーツも、以前は濃紺がメインながら、もう少し色のバラエティもありましたが、昨今は猫も杓子も全員がとにもかくにも黒色のスーツ。
社会人となって冠婚葬祭以外で、黒のスーツは普通は着ないでしょ・・・と、いつも黒色づくめのリクルートスーツ集団を見ると思います。(もちろん、着る人もありますが・・・私も1着、持ってます)
仮に、
「彼はシャツの第一ボタンを外していたから落とそう(だらしない)」
とか、
「彼女は黒色でなく濃紺スーツだから採用を止めよう(協調性がない)」
ということで、採用を判断するような企業・団体であれば、学生の方から「そんなくだらないことで判断するような会社、こちらから願い下げだ」と思うべき。
たかが服装のことですが、こういう過度な同調性(異質なものを認めない、批判する、排除する)に対して、強烈な違和感を持ちます。
「一人ひとりの意識、行動が大切」
という話をしたのですが、一人ひとりが独立不羈の精神を持ってこそ。