「日刊オゼ☆ケン」通信 THE 2nd

「日本一の刃物のまち」前岐阜県関市長「尾関健治」(オゼ☆ケン・オゼケン)の政治活動通信

5月13日のブログ「職員の人事評価、ワクチン接種の打ち合わせ、幻の広報市長コラム、市道歩道の草刈りなど」

 今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。

 

市役所に入って、打ち合わせや決裁など。

 

午前10時から、人材派遣会社役員の方と面談。

 

その後、職員の人事評価について協議。

今回から中間の評価区分を3つに分けるのですが、もっとメリハリをつけられた方がいいですね・・・次回以降、また改善です。

 

正午過ぎに自宅に戻り、昼食をとってから昨日が締め切りだった広報コラムの原稿書き。

 

昨日から、書いては消し、書いては消し、の繰り返し。

 

「政治家とは」というテーマで書こうとしたのですが、どうしても激烈・辛辣な表現が並ぶので、途中で(可哀想かな・・・)と憐憫の情が出てきてしまいます(苦笑)。

 

テーマをワクチン接種に変更し、今回は秘書課に案文を作ってもらい、それを1時間ほどかけて自分自身の文章で打ち直し。

 

再び、市役所に入り、健康福祉部長・市民健康課長・ワクチン接種推進室長と、ワクチン接種について協議。

 

高齢者のワクチン集団接種の予約状況、今後の個別接種の周知方法、高齢者接種のピーク後の基礎疾患等を有する方への優先接種の方法、職員のサポート体制などについて1時間半ほど。

 

この協議の中で、基礎疾患を有する方への周知方法として、6月号の広報を使うことに・・・ただし、すでに紙面は固まってしまっていたため、急遽、市長コラムの半ページのスペースを明け渡すことに。

 

・・・昨日からの苦悩は、何だったんでしょう(苦笑)。

 

折角、書いた原稿なので、以下、貼り付けます。

 

広報せき6月号の市長”幻”コラム

『自分自身と大切な人を、自ら守ってください』

 

新型コロナウイルスの変異株の感染力は、予想を超える強さがあります。これまでであれば、家族・友人・職場で感染しても拡がりがある程度で抑えられていたようなケースでも、変異株では「あれよ」という間に大きなクラスターにまで拡大します。

 

ただし、一人ひとりが基本的な感染防止対策を徹底する、という根本は、やはり変わりません。自分自身と大切な人を、自らの行動で守ってください。


変異株の感染力の強さのため、対策を取っていたつもりでも、市長である私自身も含めて、市民の皆さん誰もが感染する可能性はあります。

 

感染された市民の方も、自らが望んでかかったわけではありません。犯人捜しのような批判めいた言動は慎み、患者やその家族の方の心中に思いを致しましょう。
 
ワクチン接種は、すでに医療従事者・高齢者入所施設の入所者・従業員の方については順次進めています。


65歳以上の高齢者の皆さんについて、5月26日から年齢が高い方から順番にわかくさプラザ・総合体育館での集団接種を行っています。


今月6月から、板取・洞戸・武儀の各国保診療所、かかりつけ医等での個別接種も始まります。


希望される方全員分のワクチンは国から供給されます。接種時期は前後するにせよ、必ずワクチンは打てますので安心してください。

 

ワクチン接種をめぐって、予約困難状況を受けての市役所への押しかけ、地元経済人への優先接種、首長の優先接種など、いろいろなことが報道されています。

 

それぞれの自治体の考え方があると思いますが、関市・・・というよりは、私の考えはワクチン接種については「できる限り不公平感をなくす」ことを重視しています。

 

スピードだけを追うのであれば、5月26日より前に接種自体は始められたと思いますが、国からのワクチン供給の遅れにより、速さを求めると必然的に序盤は「細く長く」ならざるをえません。

 

「細く長く」なれば、(あの人は打てたのに、私はまだ打てない)という感情を市民の方が抱かれるのは当然のことで、関市としてはある程度の供給量の見込がつく時期から接種を始める選択をしました。

 

したがって、(県内の他の市町村より関市はスタートが遅い)というご指摘については、現場で奮闘してくれている担当課ではなく市長判断ですので、そのご批判は私自身が受けるべきものです。

 

ただし、みんなが揃って一様に「待たされている」ことへの不満より、上にも述べたような「あの人は打てたのに、私はまだ打てない」という不公平さに対する感情の方が、人間にとっては大きくなる、と思料しています。

 

各地域間の公平・地域内の公平・交通手段の公平・世代間の公平・接種順の公平・・・なかなか簡単なことではありませんが、直感を大切にして、頭の中で考えて、考えを口にしてさらに検討をして、職員とも何度か協議をして、最終的に結論を出していきたい、と思います。

 

自宅に戻って、作業服に着替えて市道歩道の草刈り。

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↑ ビフォア

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↑ アフター・・・違いが分かりづらいと思いますが、これでも1時間半くらい作業したんですが

 

ちなみに、土木課から借りている道具・・・今日、途中でいきなりネジが飛びました(苦笑)。

 

まぁ、自宅に戻ってからネジを締め直したので使えると思いますが、いろいろ想定の上を行く道具ですね。