10月9日のブログ「「最高のオバハン」には関市役所も登場、長良川鵜飼未来シンポジウム2022、岐阜市の長良鵜飼を鑑賞」
昨晩の「最高のオバハン」、関市役所やフェザーミュージアムをはじめ、刀匠・はもみん・黒から揚げも登場して、刃物まつりが開催中の関市にとってタイミングもバッチリでした・・・ありがとうございます。
市役所・観光課のシーンがありましたが、ホントに関市役所・観光課での撮影です。
短い時間でしたが、職員もたくさん映ってましたね(笑)。
今朝は週末のユックリとした10キロのジョグ。
朝昼兼用の食事をとってから、午前11時40分に自宅を出て、じゅうろくプラザへ。
午後1時から、「長良川鵜飼未来シンポジウム」。
今日は午後4時半過ぎまで、盛りだくさんのプログラム。
<導入>
卯田宗平(国立民族学博物館准教授・コーディネーター)
以前、関市でも講演をいただいたこともある卯田先生から、「鵜飼とは何か」という問いに対して、10分間という限られた時間で、的を射た端的な説明をいただきました。
<鼎談>
杉山雅彦氏(岐阜長良川鵜飼保存会会長)
足立太一氏(小瀬鵜飼保存会会長)
久津輪雅氏(岐阜県立森林文化アカデミー教授・聞き手)
杉山雅彦・鵜匠、足立太一・鵜匠の昔の写真等も登場・・・私も初めて伺う話も多くありました。
小瀬鵜飼の長良川の水位が下がっていることは聞いていましたが、場所によっては2mも下がっているという話もあり、数字を聞くと改めてビックリ。
<実践発表>
長良川鵜飼文化応援団
応援団の皆さんが、手作りで長良川鵜飼のPR動画を作成してくれました。鵜飼観覧の案内動画として力作でした。
<基調講演>
松浦晃一郎氏(第8代ユネスコ事務局長)
松浦さんは、ユネスコ事務局長時代、ユネスコ無形文化遺産そのものを作った方・・・そもそもの経緯や基本となる理念など、根本的に立ち返るお話をいただきました。
<パネルディスカッション>
最後のパネルディスカッションで、私もパネリストのひとりとして登壇。
岐阜市・関市の共同の取り組み、それぞれ独自の施策を紹介しながら、長良川鵜飼のこれからについて議論。
鵜飼は日本独自で発展し継承されてきたこと、漁としての鵜飼だけでなく年中行事・文学・美術・食文化等の多様な文化として捉えること、岐阜市・関市のみならず鵜飼が行われている地域と連携すること・・・この3点が今日のシンポジウムの到達点だと、私なりに理解しました。
柴橋・市長がしっかりとした方針・考えを述べていただいたので、特に私が付け加えることもなく、まぁ、私は刺身のつま、みたいなもんです(笑)。
最後に、柴橋・市長とふたりで、「長良川鵜飼未来宣言2022」を一緒に読み上げ、シンポジウムは終了。
その後、県図書館に立ち寄り、本を返して本を借り。
もし、時間に余裕があれば、隣の県美術館で「前田青邨展」を鑑賞しようと思っていましたが、ユックリ観れないので断念。
午後6時15分から、長良鵜飼の観覧船に乗船・・・今日は高級観覧船に乗せていただきました。
今日は大森康宏・副知事が、シンポジウムの最初から最後まで出席いただき、鵜飼観覧まで付き合っていただきました。
ちなみに、今朝早くから、刃物まつりにもお越しいただき、包丁等をお買い上げいただいたそうです・・・ありがとうございます。
↑ シンポジウムにも出演いただいた杉山・鵜匠の説明
↑ 昨晩、実際に鵜が獲った鮎の塩焼き・・・贅沢な品です
↑ 岐阜市の長良鵜飼は今シーズン2回目です
↑ 長良鵜飼独特の「総がらみ」
昨日・今日と2日間の刃物まつり。
4年ぶりの通常開催ということで心配もあったのですが、結果的には想像以上に多くの方にご来場をいただきました。
SNSを見ていても、好意的なコメントがほとんどで、通常開催できたことが何よりも良かったな、と改めて感じています。
鈴木良春・実行委員長はじめ実行委員の皆さん、多くの関係者・ボランティアの皆さんのお蔭様です。
誠にありがとうございました。
また、市役所職員も観光課のみならず、多くの職員に貴重な3連休に協力してもらえました。
お疲れさまでした。ありがとうございました。