今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。
市役所に入って、打ち合わせや決裁など。
その後、いくつかの課題について協議。
午前11時15分に市役所を出て、岐阜グランドホテルへ。
今日・明日の2日間、駐日モロッコ大使の呼びかけで、アフリカ8ヵ国の大使が岐阜県を訪問されるにあたり、岐阜商工会議所主催で昼食会が催されました。
もともとは今晩の高山市内での夕食会にお誘いをいただいたのですが、日程の都合で出席が叶わない旨の返事をしたところ、古田はじめ・知事から「昼食会に出席しては」と声をかけていただきました。
村瀬幸雄・会頭はじめ岐阜商工会議所のご厚意により、私も同席させていただきました。
村瀬・会頭、モロッコ大使のご挨拶の後、私の役割は乾杯の発声。
乾杯は上之保ゆずジュース。
最初の数フレーズだけ英語で話しましたが、伝わったかどうか、は定かではありません(笑)。
意見交換では、岐阜県産品の輸出が増加した要因、日本の中小企業が技術力を持っている理由、県内企業のアフリカへの投資等々、大使の皆さんは特に経済分野への関心を強くお持ちでした。
食事の後、一緒に記念撮影をしてから、ホテル玄関にて岐阜市川原町を散策される大使等を見送り。
その後、関市に戻り、文化会館にて開催中の関市文化協会主催の美術展へ。
単なる観賞だけでなく、「私のお気に入りの3点」を選ぶため、3回くらい部屋をまわりました。
134作品から、わずか3作品を選ぶのは至難の技・・・に加えて、作品の下にある作者名を見ると、結構な割合でその人の顔が浮かんでしまうので(苦笑)。
それでも、迷いながらも3作品を選びました。
その後、大使等をお出迎えするために関鍛冶伝承館へ。
職員にもお願いをして、横断幕と各国の国旗旗を振ってのお出迎え。
私も海外へ出張した際、現地で歓迎をしてもらえると、それだけでかなり嬉しくなるものです。
関市も南アフリカのラグビーキャンプ地誘致等で、こういったお出迎えを何度か経験をしていますので、少しは慣れてるところがあります。
ちなみに、今日は南アフリカ大使もお越しいただいたので、昼食会でもスプリングボクスのキャンプ地だったことを紹介し、昼食会後に大使館に訪問した際の写真や、グリーンフィールド中池に設置したレリーフの写真も見てもらいました。
午後3時過ぎに御一行のバスが関鍛冶伝承館に到着。
↑ 副市長・教育長と一緒にお出迎え
まずは、鍛練場にて古式日本刀鍛錬を見ていただきました。
↑ 南アフリカのンゴニャマ大使も体験・・・スプリングボクスの選手も体験してもらったことを思い出しました
続いて、刃物会館に移動して、玄関すぐにある室町時代の刀作りの遺構である古町遺跡を説明。
↑ 関鍛冶伝承館から刃物会館に移動する際にも、職員の歓迎作戦・・・人は先ほどと変わっておりません(笑)
何名かの大使に包丁をお買い上げいただきました。
↑ こちらはモザンピークの大使・・・数本をお買い上げいただきました
こうして外からのお客様を迎えるときには、刃物ミュージアム回廊整備事業の威力が発揮できるな・・・と実感。
刃物会館を出られるとき、職員と一緒にお見送り。
次に株式会社大野ナイフ製作所へ。
大野武志・社長はじめ、社員の皆さんにお出迎えをいただき、まずは大野・社長から会社の歴史や職人の技術と最先端のテクノロジーを融合させたものづくり等について説明いただきました。
その後、実際に工場内の製造現場を視察。
先日、新しい工場を竣工されたばかりですので、大使等に視察いただくタイミングもバッチリでした。
私自身、企業訪問させていただいたのは数年前ですので、改めて工場見学ができて良い機会でした。
関市からのお土産として、大野ナイフ製造の高級包丁、デスクセット、爪切りをお渡ししました。
↑ 流れでそこに立ってしまいましたが、私が真ん中にいるのはおかしいですね・・・大野・社長に中心にいていただかないと
最後に記念撮影をして、社員の皆さんと一緒にバスをお見送りして、関市のミッションは終了。
昼食会の乾杯の際に、「午後からは、最も古い日本刀鍛錬と、最も新しい大野ナイフ製作所の工場を見ていただきます」とお伝えしたのですが、大使の皆さんにも伝わったと思います。
私はそのまま名古屋駅に向かい、明日の全国市長会のために東京へ。